Im Anfang war das Buch-購書&購盤日記-

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《雑記》早稲田古書店街行脚

 『早稲田古本屋日録』を読んだので、早稲田古書店街へ行った時の思い出を書いてみたいと思います。
 行ったのは大学院生時代の1987年2月のことです。2月19日(木)に修論の中間発表を終え(ボコボコに叩かれました)、その夜の寝台列車で東京へ向かいました。20日(金)にあった従兄弟の結婚式に出席し、翌21日(土)に早稲田古書店街行脚を行いました。
 国鉄の高田馬場駅から早稲田大学方面に向かって流して行きました。立ち寄った店を細かく記録していませんが、三幸書房、西北書房、虹書店、ヤマノヰ本店などを訪れています。古書現世へ行ったかどうかは定かではありません。
 三幸書房と西北書房では『世界文学全集48-世界近代詩人十人集-,伊藤整(編),上田敏・永井荷風・堀口大学・西脇順三郎他,河出書房新社,,1963』を買っています。この本についてはまた機会があれば書いてみたいと思います。
 昼食は鶴亀庵という店で食べ、午後は神保町へ向かい、神保町ブックセンター、芳賀書店、古賀書店、中野書店、巌松堂図書、小宮山書店、文庫川村、三進堂などをまわっています。

◎早稲田と神保町で買った本
 ・ラーゲリを出たスパイ,ビル・グレジャー,井口恵之,文藝春秋,文春文庫,1985
 ・警部 ナチ・キャンプへ行く,クリフォード・アーヴィング,中山善之,文藝春秋,文春文庫,1986
 ・データベースを使いこなす-英語でとる世界情報-,高田正純,,講談社,現代新書,1985
 ・一生の読書計画,クリフトン・ファディマン,刈田元司,荒地出版社,,1961
 ・人は本なしには生きられない-活字からのメッセージ-,清水英夫,,サイマル出版会,,1984
 ・読者を探せ-最新「本読み」事情-,鈴木均(著者代表),,学陽書房,,1981
 ・レトリックの本-文章と発想の技術-,井筒三郎・柳沼聰一郎(企画・執筆),,JICC出版局,別冊宝島25,1981
 ・カタロニア讃歌,ジョージ・オーウェル,新庄哲夫,早川書房,ハヤカワ文庫,1984
 ・世界文学全集48-世界近代詩人十人集-,伊藤整(編),上田敏・永井荷風・堀口大学・西脇順三郎他,河出書房新社,48,1963
 ・グスタフ・マーラー-現代音楽への道-,柴田南雄,,岩波書店,岩波新書,1984
 ・プロ野球審判の眼,島秀之助,,岩波書店,岩波新書,1986
 ・世界文学全集48-世界近代詩人十人集-,伊藤整(編),上田敏・永井荷風・堀口大学・西脇順三郎他,河出書房新社,48,1963
 ・現代政治学の基礎知識-基礎概念・論理の整理と論証-,内田光・内田秀夫・河中二講・武者小路公秀(編集代表),,有斐閣,有斐閣ブックス,1975


※早稲田古本ネット
ヤマノヰ本店

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  1. 2006/04/30(日) 05:42:58|
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《読書》向井透史『早稲田古本屋日録』右文書院


●〔27〕向井透史『早稲田古本屋日録』右文書院 2006
(2006.04.22読了)
 書店で見つけたら買おうかと思っていたのですが、たまたま市民図書館で見つけて、借りて読みました。業界的には(一般的にも?)話題になっている本です。著者は早稲田にある古書店「古書現世」二代目。
 叙情系のエッセイでした。サラサラと読めました。古本屋の生活はシビアですね。でもやっぱり楽しいのかな。
 著者はブログも公開しています。

※古書現世店番日記


 予定が狂った。朝の八時半からお客さんの家に買いに来ているのだが、本の量が多く、店の開店時間までに帰れそうにない。平日ならあまり気にならないのだが、今日はなぁ。土曜日は、休みを利用して早稲田にくる方が多いのである。それに、以前ある古本屋さんが臨時休業をしたところ、うちに来たお客さんが「また一軒つぶれましたね」というではないか。シャッターを下ろすのも気をつけなければならない。
 近くの古本屋へ電話。「十二時半から営業」の紙を貼ってもらう為である。店の電話番号がわからないので携帯に電話。「もしもし」。経緯を説明して頼む。「わかった」。
 昼過ぎ、店に戻ると紙が貼ってある。そこには一言。
「閉店」(p.12)

早稲田古本屋日録

  1. 2006/04/29(土) 11:53:44|
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《読書》岡留安則『編集長を出せ!-『噂の眞相』クレ-ム対応の舞台裏-』ソフトバンク新書


●〔26〕岡留安則『編集長を出せ!-『噂の眞相』クレ-ム対応の舞台裏-』ソフトバンク新書 2006
(2006.04.19読了)
 「今だから明かせる『噂の真相』クレーム史」ということで、『噂の真相』の裏話です。前にも『『噂の真相』25年戦記』が出ていますが、「本書においては、筆者の『「噂の真相」25年戦記』(集英社新書)では、版元の集英社が文芸物を数多く出している出版社であることに配慮してほとんど触れなかった作家ものの裏話をかなり書き込んだ。(p.251)」ということです。
 また、究極のクレーム対応術ということで、ビジネス書っぽい味付けもされています。
 前にも書きましたが、私は終刊まで『噂の真相』を読んでいましたので、その裏話として面白く読むことができました。
 なお、安倍晋三とのトラブルについて書かれているところで(p.192)、「安倍」と「安部」が混在していました。鳴り物入り(?)で創刊されたソフトバンク新書ですが、足元をしっかりと固めてもらいたいものです。

◎岡留安則の考え方
 筆者は学生時代にはマルクス主義に傾倒していた時期があり、史的唯物論(発展する歴史の原動力は人間の意識・観念にはなく、社会の物質的な生産にあると考える立場)に基づく思考方法が身についている。社会変革の思想としてのマルクス主義は歴史的遺物と化したものの、唯物論自体は物事の真理を探究する方法論としては、今でも基本的に正しいと考えている。(p.209)

編集長を出せ

  1. 2006/04/28(金) 05:34:19|
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《読書》中島らも『寝ずの番』講談社文庫


●〔25〕中島らも『寝ずの番』講談社文庫 2001
(2006.04.19読了)
 中島らもは一時期よく読んでいました。この本は、今読んでいる竹信悦夫『ワンコイン悦楽堂-ミネルヴァの梟は百円本の森に降り立つ-』情報センター出版局(2005)の中で紹介されていたのと、映画化されて話題になっているので買って読みました。ブックオフで¥105でGETできたのはラッキーでした。
 相変わらず面白く読めました。
 「寝ずの番」では、映画でも話題になった「そそが見たい」のエピソードがあります(絶妙なオチがあるのですが、それについては本書か映画をご覧下さい)。この話は以前にどこかで読んだことがあります。確か、戸板康二『ちょっといい話』文春文庫ではなかったかと思いますが、現物が手元に無いので確認できません。「寝ずの番」では上方の落語家・笑満亭橋鶴(モデルは六代目笑福亭松鶴?)の話となっていますが、私が読んだものでは東京の落語家の話でした(たしか)。
 「逐電」は熊と戦ったプロレスラー、ミスター・ヒロの話ですが、モデルはミスター・ヒトこと安達勝治ですね。ネットで調べてみると、中島らもは安達勝治と対談をして、『クマと闘ったヒト』メディアファクトリー (2000)という本も出しているようです。
 中島らもはアル中になり、大麻で捕まり、階段から落ちて死んでしまいました(2004年)。この本の解説を書いている桂吉朝も昨年惜しまれつつ亡くなりました。
寝ずの番

  1. 2006/04/27(木) 05:42:50|
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《読書》筆坂秀世『日本共産党』新潮新書

日本共産党


●〔24〕筆坂秀世『日本共産党』新潮新書 2006
(2006.04.17読了)
 筆者は党歴39年、党ナンバー4の政策委員長でしたが、セクハラ事件で参院議員を辞職し、離党した人です。共産党を追われた人物が、不倶戴天の敵である新潮社(『週刊新潮』)から告発本を出すというのは、いかにもありがちなパターンですね(*)。古くは袴田里見『昨日の同志 宮本顕治へ 』新潮社(1978)などがあります。
 内容は、共産党批判の書というより、共産党を愛するが故の苦言といった感じです。要するに末端党員はまじめに一生懸命がんばっているのに、幹部の指導方針が間違っているということでしょう。
 幹部の中でも特に不破哲三前中央委員会議長に批判的で、志位和夫委員長には同情的です。
私が罷免される一年前ぐらいの時期だったと記憶しているが、志位氏が議題のまとめをするたびに、不破氏が「僕は違うな」といってひっくり返すのである。当然、結論も不破氏の意見に落ち着いていく。居並ぶ常任幹部会委員の前で、「君はまだだな」といわれているに等しいわけだから、これは志位氏にとってつらかったと思う。
(中略)
 他の常幹メンバーはどう思ったかしらないが、私は不破氏の一連の振る舞いに非常に嫌悪を感じた。(p.100)

 宮本顕治元中央委員会議長については、意外なことに、あまり悪く書かれていません。
 あの戦時中の過酷な弾圧下で、一二年間も牢獄につながれながら非転向を貫いた宮本氏は、私たちにとっては次元が違いすぎて憧れることすら憚られるほどの大きな存在であった。私が日本共産党に入党して以降も、「仮に宮本さんのような弾圧を受けたら黙秘でがんばることができるか」と自分に問いかけ、到底その自身がない自分に恐れおののいたものである。戦後、いまの共産党の路線をつくりあげたのは、間違いなく宮本氏の卓越した政治的眼力とリーダーシップであった。(p.117)

 共産党の組織原則である「民主集中制」(民主主義的中央集権制)も批判しています。
 物事を民主的に討論して意見を集約し、決まったことは一丸となって実行していく。たしかに組織としては、当然の原則のように思える。しかし、実は、これほど「言うは易く行うは難し」の組織原則はない。(p.68)

 昔、家のつきあいで「赤旗」をとっていましたので、私も長く「赤旗」を読んできました。だから、下記のような“大政翼賛的”な体質も理解できます。同じく家のつきあいで、「聖教新聞」もしばらくとっていましたが(←どんな家だ)、「赤旗」と同じような体質を感じました。
 中央委員会総会では、まず志位氏が幹部会報告を二、三時間程度かけておこなう。その後、討論に入る。討論の途中で不破議長が一時間程度の発言をすることが多かった。その後、討論は続行される。
 その総会での発言には「常套句」というものがある。例をあげると「幹部会報告を聞き身の引き締まる思いがした」とか、「まだまだ自分たちのとらえ方が甘かった。幹部会報告を聞き、目からうろこが落ちた」(いったい何枚、目にうろこをつけているのかといいたくなった)、「目標を達成できなかったのは、県委員長として自分の責任だと、厳しく自己分析を深めているところです」などという、自己批判的発言のオンパレードである。(p.103)

 日本共産党に関する本としては立花隆『日本共産党の研究』(講談社文庫)が有名ですね。私も読みましたが、大変に面白い本でした。その後、立花隆は「不破・上田兄弟論」も書いているのですが、これは単行本になっていないので、図書館で『文藝春秋』のバックナンバーを借りて読みました(1978年下期に5回にわたって掲載)。
 立花隆は『日本共産党の研究』を書いた後、共産党からの攻撃が凄かったと書いていましたが、案の定、本書に対してもさっそく「しんぶん赤旗」で批判がされたようです。
※筆坂秀世氏の本を読んで/不破 哲三
※筆坂秀世氏の本の虚構と思惑/浜野 忠夫
 前者では「筆坂秀世氏の日本共産党攻撃の書を読んでの感想は、一言でいえば、ここまで落ちることができるのか、という驚きである。」、「私は、これまでの党生活のなかで、党員としての立場を捨てて敵対的な立場に移った人びとを少なからず見てきたが、このような厚かましさは、私の経験にはほとんど前例がないものである。」、後者では「端的にいえば、党に敵対する転向者、変節者にお決まりの、虚偽に満ちた自己弁護と党攻撃が、その主要な内容である。」と、いつもの調子で攻撃されています。

(*)私は日本共産党と新潮社(『週刊新潮』)不倶戴天の敵であると思っていたのですが、2005年8月に不破哲三『私の戦後六〇年-日本共産党議長の証言-』という本が新潮社から出版されています。そして、今回のこの本。いったいどうなっているんでしょうか。『私の戦後六〇年』もいずれ入手して読んでみたいと思っています。
  1. 2006/04/26(水) 05:11:06|
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《購書》 2006.04.23 ブックオフ福山野上店

ブックオフ福山野上店
店内滞在時間5分でした。

●2006076,そんなに読んで、どうするの?-縦横無尽のブックガイド-,豊崎由美,,アスペクト,,2005,¥1,000
 豊崎由美なので。ブックオフで¥1,000はちょっと高めでしたが。
そんなに読んで、どうするの?

  1. 2006/04/25(火) 20:36:56|
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《購書》 2006.04.22 廣文館福山ロッツ店

廣文館福山ロッツ店

●2006074,グーグル Google-既存のビジネスを破壊する-,佐々木俊尚,,文藝春秋,文春新書,2006,¥798
 グーグルなので。
グーグル

●2006075,華族-近代日本貴族の虚像と実像-,小田部雄次,,中央公論新社,中公新書,2006,¥987
 知的興味関心から。
  1. 2006/04/24(月) 05:32:48|
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《読書》樽見博『古本通-市場・探索・蔵書の魅力-』平凡社新書

古本通


●〔23〕樽見博『古本通-市場・探索・蔵書の魅力-』平凡社新書 2006
(2006.04.16読了)
 新古書店やインターネット古書店を古本界の新勢力とすれば、この本の著者は旧勢力に属する人間と言えるでしょう。
 前半では古書業界の仕組みなどについて教科書的にコンパクトにまとめられていました。

 第5章は「蔵書百態」として、様々な蔵書家のエピソードが紹介されていました。
 西原さんの書くように、買った本は読んで、不要な本は処分していけばいいのだが、古本を買うことが趣味なのだからどうしようもない。失礼ながら、読む量が、買う本に追いつく本好きは案外少ないのではないのかと思う。追いつく人は本好きではなくて、読書好きなのである。「買うに追いつく読書人なし」とも言うらしい(奥本大三郎「図書館嫌いの弁」、『虫のゐどころ』所収)。(p.135)

私は、普通の本好きの理想の蔵書量は五千冊くらいで、あとは徐々に乱雑になってくると考えていた。ところが、東洋大学名誉教授で昆虫を中心とした動植物文献に詳しい大野正男さんの文庫を拝見して、やはり例外があることを認識させられた。埼玉県鶴ヶ島市にある大野さんの書庫は、母屋の一、二階と別棟の書庫が三つあり、蔵書量は冊数ではなく、書棚の長さで計る、つまり書棚各段の長さの合計約千七百メートルであるという。(p.136)

 第6章は「有利な蔵書処分法」ですが、その秘訣は、筋のいい蔵書をつくり、ふだんから古本屋と信頼関係を築いておくことという、当たり前のことに尽きるようです。ま、蔵書処分に王道無しですね。

 自戒をこめた提案も一つある。古本は安いからといって、必要以上に買うべきでないということである。執筆とか研究、あるいは特定分野のコレクション形成でもよいのだが、しっかりした線にそって買うべきもののようだ。確かに安くて面白い古本は沢山あるが、安いものばかり探していると、やはり目が卑しくなって高度なものが見えなくなってしまう。必要な大切な本を、値段の高低によるのではなく、地道に買うことが大切である。古本屋の棚の下ばかり見ないで、上を向いて歩こう。(p.184)
 私は下ばかり見て歩いているような気がします(^_^;)。

 人生も折り返しを過ぎて、時々自分の蔵書の行く末を考えるようになりました。若い時はやみくもに買い集めていましたが、今となっては、もう一生読むことはないだろうという本も蔵書の中にたくさんあります。思い切って蔵書を処分することの大切さを多くの人が説いていますが、そこは凡夫の悲しさ、なかなか踏ん切れません。今まで本を売ったことは数度しかありません。
 今、切実に考えているのは大量の古雑誌類です。『レコード芸術』(20年以上)、プロレス雑誌(1000冊以上)、将棋雑誌(スチール本棚1本以上)、『別冊マーガレット』、『りぼん』、『ぱふ』等々。
 別にお金にならなくてもいいのです。ただ、資源回収に出してしまうのが忍びないのです。もし世の中に上記の雑誌類を必要とする人がいれば、その人の手元に届いて欲しいと思います。
 もちろんヤフオクや楽天フリマなどへの出品も考えられますが、その前の整理が最大の難関なんですね。
 最後は取り留めなくなってしまいました。
  1. 2006/04/23(日) 07:15:27|
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《購書》 2006.04.21 ブックメイト蔵王店


ブックメイト蔵王店

取扱商品は「本、同人誌、PCソフト、DVD、ビデオ、古本、中古DVD・ビデオ、フレグランス、雑貨、古着」となっていますが、古本は申し訳程度でした。
ブックメイト蔵王店


●2006071,民族世界地図 最新版,浅井信雄,,新潮社,新潮文庫,2004,¥100
 知的興味関心から。

●2006072,朝鮮戦争-金日成とマッカ-サ-の陰謀-,萩原遼,,文藝春秋,文春文庫,1997,¥10
 知的興味関心から。¥10だったし。

●2006073,八百万の死にざま,ローレンス・ブロック,田口俊樹,早川書房,ハヤカワ文庫,1988,¥10
 ¥10だったので。
  1. 2006/04/22(土) 06:10:32|
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《雑記》福山の古本屋に関する覚書(その8)

○ブックワールド
 駅家町にあった古本屋です。現在は閉店して(ホームページによると2005年6月)、ダイムラー書店としてNET専門の古本屋になっています。私は2001年2月9日に一度訪れています。コミックス中心の品揃えでした。隣にはあゆみパートIIという新刊書店がありましたが、現在は新古書店のジャンク堂になっています。

※ダイムラー書店のホームページ


※ブックワールドがあった辺り

ブックワールド

○ブックランド駅家
 駅家町にあった古本屋です。1992年4月4日に訪れています。場所は駅家駅の近くだったと思いますが、よく憶えていません。現地調査をしたわけではありませんが、現在は閉店しているようです。何の変哲もない古本屋だったと思います。
  1. 2006/04/21(金) 04:42:10|
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《雑記》福山の古本屋に関する覚書(その7)

○新論書店
 かつて神辺町川南にあった古本屋です。私が初めて行ったのは1993年8月5日のことです。デパートで行なわれた古書展の目録で、この店の存在を知りました。その後、日記によると1993年12月14日と1994年12月20日に訪れています。現在は閉店しています。
 Googleで検索してみると、「福田恆存・松原正絶版著作專門古書店として有名な新論書店さん。」という紹介が見つかりました(http://noz.hp.infoseek.co.jp/diary/20011106.html)。私が行った時はそんなお堅いイメージはなく、ごく普通の古本屋という印象でした。ホームページもあったようですが(私も見た記憶があります)、現在は閉鎖されているようです。


※新論書店があった辺り


※画像は新論書店で買った本。西岡文彦『編集の学校-知的生産能力を全開させる超・具体的な完全学習プログラム!-』JICC出版局(別冊宝島No.134)1991
編集の学校

  1. 2006/04/20(木) 04:36:50|
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《雑記》福山の古本屋に関する覚書(その6)

○夢屋
 かつて繊維ビルにあった本屋です。
 この本屋を知ったきっかけは雑誌『BOOKMAN』の取扱店一覧にあったからです。初めて訪れたのは1987年3月28日のことです。行ってみると半分は新刊書、半分は古本を扱っているちょっと変わった店で、『BOOKMAN』、『本の雑誌』、『読書マガジン』等のバックナンバーが揃い、本の雑誌社の単行本もあるという、福山には類を見ないような店でした。「これで福山でも『本の雑誌』が買える!」と狂喜した旨が当時の日記に綴られています。
 翌年、就職して福山へ帰ってからも通うようになったのですが、繊維ビルから加茂町に移転してしまいます。1988年6月頃のことだと思います。ちょっと家からは遠くなってしまったのですが、その後も結構足繁く通っています。主に新刊の雑誌などを買っていました。そのうち主人とも立ち話をするようになりました。
 1989年9月頃からは新刊本の扱いをやめて、古本屋専業になりました。その後も何度か訪れていますが、店が閉まっていてベルを鳴らして開けてもらったこともあります。私が最後に店を訪れたのは1989年11月9日です。ごくたまに店の前を通りかかることがあるのですが、どうも営業している様子はありません。インターネットのタウンページには「書店、古本」と今でも載っています。この稿を書くにあたって何度か電話をしてみましたが、いずれも留守電でした。
 なお、1989年9月22日に赤木書店で本を見ていると、突然主人が、「夢屋に頼まれたのだが」と言って私の電話番号を聞いてきました。赤木書店も夢屋も顔なじみになっていましたが、特に自ら名乗った記憶はなく、どこでどう情報がつながったのか、古本屋のネットワーク恐るべしと思いました。

※夢屋がある辺り


※画像は夢屋で買った本。和田誠『倫敦巴里』話の特集(1977)
倫敦巴里

  1. 2006/04/19(水) 04:30:59|
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《購書》 2006.04.15 啓文社ポートプラザ店

啓文社ポートプラザ店

●2006069,古本通-市場・探索・蔵書の魅力-,樽見博,,平凡社,平凡社新書,2006,¥735
 古本物なので。

●2006070,日本共産党,筆坂秀世,,新潮社,新潮新書,2006,¥714
 日本共産党なので。

◎『本の雑誌』5月号(本の雑誌社) ¥530
 『本の雑誌』なので。
『本の雑誌』5月号

  1. 2006/04/18(火) 04:36:54|
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《購盤》 2006.04.15 ブックオフ神辺店

ブックオフ神辺店
シューベルト:「ます」「アルペジオーネ・ソナタ」


◎シューベルト:「ます」「アルペジオーネ・ソナタ」/ヨーヨー・マ

 シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調 作品114, D.667「ます」
  ヨーヨー・マ(チェロ)/エマニュエル・アックス(ピアノ)/パメラ・フランク(ヴァイオリン)/レベッカ・ヤング(ヴィオラ)/エドガー・メイヤー(コントラバス)/
 シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821
  ヨーヨー・マ(チェロ)/エマニュエル・アックス(ピアノ)
 シューベルト:歌曲「ます」 D.550
  バーバラ・ボニー(ソプラノ)/エマニュエル・アックス(ピアノ)
Sony Classical ¥950

 「アルペジオーネ・ソナタ」が好きなので。
  1. 2006/04/17(月) 05:24:14|
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《購書》 2006.04.15 ブックオフ神辺店

ブックオフ神辺店
¥105本コーナーで某古書店主人がセドリをしてました。

●2006067,寝ずの番,中島らも,,講談社,講談社文庫,2001,¥105
 GETしました。

●2006068,世界の会戦-こう戦えば勝てた-,柘植久慶,,中央公論新社,中公文庫,2002,¥105
 軍事物なので。

◎金魚屋古書店(2),芳崎せいむ,,小学館,IKKI COMIX,2005,¥350
◎金魚屋古書店(3),芳崎せいむ,,小学館,IKKI COMIX,2006,¥350
 (3)の奥付は「2006年5月1日初版第1刷発行」となっています。
金魚屋古書店(3)

  1. 2006/04/16(日) 05:37:49|
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《雑記》福山の古本屋に関する覚書(その5)

○福山書房
 福山市新涯町一丁目(川口町との境辺り)にあった古本屋です。忽然とあらわれ、1991年2月に2回ほど行きましたが、その後あっという間に閉店してしまったと記憶しています。店舗そのものは、看板はそのままでシャッターが閉まったまま現在も残っています。
 品揃えはほとんどがマンガ、文庫、新書で子ども連れのおばさんが店番をしていました。会計をするとレジではなく、サイフのようなものからお釣りをくれました。
 なお、新福山書房というのがありますが、これは地吹町にある新刊書店で某政党と関係が深い店です。

※福山書房があった辺り

福山書房

  1. 2006/04/15(土) 04:56:07|
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《購書》 2006.04.09 ブックオフ福山野上店

ブックオフ福山野上店

宗教改革の真実

●2006063,宗教改革の真実-カトリックとプロテスタントの社会史-,永田諒一,,講談社,現代新書,2004,¥250
●2006064,歴史の作法-人間・社会・国家-,山内昌之,,文藝春秋,文春新書,2003,¥250
 以上、知的興味関心から。

●2006065,ぼくの落語ある記,八木忠栄,,新書館,,2003,¥900
●2006066,落語はライブで聴こう,八木忠栄,,新書館,,2005,¥900
 落語物なので。
  1. 2006/04/14(金) 04:57:24|
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《購盤》 2006.04.09 ブックオフ福山野上店

ブックオフ福山野上店

Arturo Toscanini Collection, Volumes 67-70


◎Arturo Toscanini Collection, Volumes 67-70: The Philadelphia Orchestra Recordings
ディスク: 1
 ドビュッシー:交響詩「海」
 ドビュッシー:イベリア~管弦楽のための映像
 レスピーギ:交響詩「ローマの祭り」
ディスク: 2
 チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調op.74「悲愴」
 R.シュトラウス:交響詩「死と変容」op.24
ディスク: 3
 シューベルト:第9番ハ長調D.944「ザ・グレート」
ディスク: 4
 メンデルスゾーン:劇音楽「真夏の夜の夢」
 ベルリオーズ:劇的交響曲「ロメオとジュリエット」~マブ女王のスケルツォ
 アルトゥーロ・トスカニーニ/フィラデルフィア管弦楽団
RCA 4枚組 ¥2,400

 トスカニーニなので。
  1. 2006/04/13(木) 05:33:34|
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《雑記》福山の古本屋に関する覚書(その4)

○文芸舎
 新聞記事によると1984年6月に開店しています。私が初めていったのは、前述した通り1985年3月11日です。赤木書店に較べるとやや渋めの品揃えだったでしょうか。

※赤木書店、文芸舎があった辺り(伏見町)

 赤木書店が南本庄に移った後も一軒だけで営業を続けていましたが、いつの間にか閉店していました。日記によると最後に店を訪れたのは1998年5月20日です。
 その後、いつ頃からか道三町交差点の南西角に文芸舎の看板を見るようになりました。しかし、どう見ても店舗ではなく普通の民家のような感じだったので、気になりながら通り過ぎていました。
 2004年5月20日、福山駅を利用した際、構内で古本市(ワゴンセール)をやっていました。覗いてみると、文芸舎の主人がいました。目が合うと向こうから話しかけてきました。古本屋の主人は実によく客の顔を憶えているものだ舌を巻いてしまいました。二言、三言、言葉を交わしましたが、道三町の店舗は倉庫のようなもので、希望があれば中を見せますよということでした。
 文芸舎の主人は、今もどこかの空の下で古本を商っているのでしょうか。

※文芸舎のある辺り(道三町)


文芸舎2


文芸舎2

  1. 2006/04/12(水) 04:48:30|
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《購書》 2006.04.09 啓文社ポートプラザ店

啓文社ポートプラザ店
 PR誌の『本の旅人』(角川書店)と『波』(新潮社)を一緒にレジに差し出したら、代金を取られそうになりました。しっかりと店員教育をしていただきたいものです。
波


●2006062,ジャズ構造改革-熱血トリオ座談会-,後藤雅洋・中山康樹・村井康司,,彩流社,,2006,¥1,995
 中山康樹なので。

◎『東京かわら版増刊 寄席演芸年鑑2006年版』¥1,600(東京かわら版)
 何かと重宝かと思って。
  1. 2006/04/11(火) 05:30:25|
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《読書》矢野誠一・草柳俊一『落語CD&DVD名盤案内』だいわ文庫(大和書房)


●〔22〕矢野誠一・草柳俊一『落語CD&DVD名盤案内』だいわ文庫(大和書房) 2006
(2006.04.08読了)
 この本は以下のように紹介されています。
代表的な古典落語200題の「あらすじと落ち」を解説。さらに、入手可能な「名盤CD&DVD」を660チョイス。まったくの初心者から掘り出し名盤を探すマニアまで、落語ファンのすべてに贈る実用的落語事典。

 落語のCDガイドとしては昨年の京須偕充(『古典落語CDの名盤』、『古典落語これが名演だ!』)に続くものです。このような本が出版されるのも当今の落語ブームを反映しているのでしょう。
 内容は200の作品について、それぞれ「あらすじと落ち」・「参考」・「落語家のことば」(矢野誠一担当)・「名盤CD&DVD」(草柳俊一担当)から成り立っています。
 矢野誠一担当部分は、同じ著者の『落語手帖』駸々堂出版(1988)を底本としています。『落語手帖』では、項目が「梗概」(本書では「あらすじと落ち」)・「成立」(本書では「参考」)・「鑑賞」(本書では割愛)・「芸談」(本書では「落語家のことば」)・「能書事典」(本書では「参考」)となっています。収録作品数は274作品ですから、本書ではだいぶカットされています。なお、この『落語手帖』は1994年に『落語手帖-梗概・成立・鑑賞・芸談・能書事典-』として講談社+α文庫から出版されていますが、この時は作品数238となっています。
 「名盤CD&DVD」を担当している草柳俊一(1953年生まれ)はフリーの録音エンジニアで、「中学時代から蒐集してきた落語・演芸音源は二万本を超え、また、さまざまな音源の発掘・調査を続けていることから、「日本一落語音源に詳しいエンジニア」として知られる。」ということです。
 さすがに「日本一落語音源に詳しいエンジニア」だけあって、CD&DVD紹介は短いながらも細かいところに目が行き届いた濃い内容になっています。草柳さんはどうもスタジオ録音よりライブ録音を良しとする傾向にあるみたいですね。
 本書を読むとまだまだLPからCD化されていない音源は多数あるようです。CD化を望みます。
 それから志ん生の「火焔太鼓」は11種類もの音源があるそうです。指揮者のフルトヴェングラーを連想させます。
 また、「牛ほめ」のところでは「四代目春風亭柳好のものが流通しており、これは非常に面白く、おすすめしたいところだが、正規販売品ではないのでここからは外しておく。」(p.49)とあります。この作品を含む一連のものは、ダイソーをはじめ、各社から手を変え品を変え出されていますね。

◎草柳俊一のホームページ「★道楽三昧★」

※画像は『落語手帖』(講談社+α文庫)
落語手帖

  1. 2006/04/10(月) 05:29:01|
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《購書》 2006.04.02 宮脇書店福山多治米店

宮脇書店福山多治米店

◎『ヤフーインターネットガイド』5月号 ¥790
 第1特集は「おもしろいブログ見つけました」。3月26日にはNHK-BS2で「これであなたもブログ通!」という番組も放送されていました。
『ヤフーインターネットガイド』

  1. 2006/04/09(日) 05:48:51|
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《雑記》福山の古本屋に関する覚書(その3)

○赤木書店
 「その2」で紹介した新聞記事が出た翌日の1985年3月11日に早速に赤木書店と文芸舎に行ってみました。場所は伏見町です。2軒ならんでありました。以降、この二つの店にはちょくちょく顔を出すようになりました。
 その後、赤木書店は福山市南本庄(国道2号線沿い、寺岡整形外科のすぐ近く)へ移転しました。正確な移転日時はわかりませんが、私は1994年11月1日に初めてそこを訪れています。もともとはレンタルビデオ屋があった場所で、店内もかなり広く万歩書店を思わせる棚の配置になっていました。
※赤木書店の南本庄の店舗があった辺り
 しかし、その店も閉店してしまいました。いつ店を閉めたかはわかりませんが、日記によると私が最後に訪れたのが1997年9月7日です(その後は私自身の日記が不備なので、それからも訪れたことがあるかもしれません)。
 現在は赤木書店はインターネット専門古書店になっています。メルマガもあります。

※赤木書店ホームページ
赤木書店

  1. 2006/04/08(土) 05:01:12|
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《読書》岡田斗司夫『プチクリ-好き=才能!-』幻冬舎


●〔21〕岡田斗司夫『プチクリ-好き=才能!-』幻冬舎 2005
(2006.03.29読了)
 この本の目的は以下のように書かれています。
 プロじゃないけど、楽しんで自分から自由にクリエイティブしている人。
 そういう人たちを、私は「プチクリ」と名づけました。
 この本は、そんなプチクリな生き方をすすめるのが目的です。(p.14)

 言ってみればこのブログもプチクリであり、プチクリは現在の社会で着実に増えている現象だと思います。
 岡田斗司夫は大変に賢い人で、マンガでもアニメでも、その作品が全体の中でどういう位置づけにあるかということを解説させると抜群のうまさを発揮します。
 ということで、この本ではプチクリ現象を上手に解説し、理論づけている本です。
 乱暴に要約すれば、みんなが憧れるプロクリは実はなかなか大変で、プチクリこそが人生を楽しむことができるんだということです。
 なるほど!と思いました。さすがに岡田斗司夫、目のつけどころがいいですね。
 ただし、中身はかなりスカスカで、同じ内容を延々と引き伸ばして書いているような感じでした。
 「第5章 これが私のプチクリ道」は岡田斗司夫の半生記としておもしろく読むことができました。

◎プロクリの大変さについて
 プロになることは、プロのクリエイターの仕事というのは、そんなに素晴らしいものでしょうか?

 知り合いの映画監督・中野貴雄さんの話をします。
 彼はカルト系の映像作家で、日本よりもフランスなどで有名な作家性の強い監督です。
「いまやってるバイト、AVのモザイク入れなんですよ」
 中野監督は笑って教えてくれました。
 発売前のアダルトビデオを受け取って、映ってはいけない性器などの映像にひとコマずつモザイク処理をかける。たしかに誰かがやらなくてはいけない仕事です。(中略)
「最初は嬉しいでしょうけど、15分で飽きそうですね」と訊くと、「5分で飽きます」と真顔で答えてくれました。
(中略)
でも「プロの映画監督」と自他に認めるような人の多くには、こういう仕事しかない、というのが現実なのです。(pp.10~11)

※岡田斗司夫「プチクリ」公式ページ
岡田斗司夫

  1. 2006/04/07(金) 08:01:11|
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《購書》 2006.03.30 ブックオフ福山蔵王店

ブックオフ福山蔵王店

●2006060,幻の終戦工作-ピース・フィーラーズ1945夏-,竹内修司,,文藝春秋,文春新書,2005,¥250
●2006061,永遠の吉本隆明,橋爪大三郎,,洋泉社,新書y,2003,¥250
 知的興味関心から。

◎まんが 羽生善治物語,高橋美幸【原作】・まきのまさる【画】,,くもん出版,,1995,¥105
 子どもたちに読ませようと思って。
まんが羽生善治物語

  1. 2006/04/06(木) 06:02:14|
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《雑記》福山の古本屋に関する覚書(その2)

○新聞資料
 以下は1985年3月10日付けの朝日新聞備後版に掲載された記事です。

【タイトル】
古書店
【見出し】
・天井高く照明も明るく
・変わる?読書へのイメージ
【写真】
文庫本や漫画が広い場所を占拠するようになった新しいタイプの古書店の本棚=福山市元町の児島書店で
【本文】
 古本屋が、新しくなっている。昨年四月に国鉄福山駅前にオープンしたデパートの一角を占める古書店は、天井が高く、照明も明るい。四列の通路の両側に並ぶ高さ二・五メートルの書棚の三分の一強は、文庫や漫画類が占拠。学術書がぎっしりの暗い本棚の奥から、分厚い眼鏡の老主人がぬっと顔を出す、あの古本屋のイメージは、ない。
 デパートには福山のしにせ古書店児島書店が出店した。
「読書に対するイメージが変わってきた。若い人は時間をつぶすための読書が多い。漫画や文庫、新書類がよく売れるわけですよ」と店をあずかる児島明久さん(三五)。通りをはさんだ旧店舗は、コミック専門の古書店に模様替えした。「昔のままの古本屋だと、商売は成り立たないでしょう。古い、汚いという印象をなくし、人の集まる所に出店しなければ。経営は難しくなっているが、因島市あたりからでも読みたい本を探しに来てくれます」
 福山駅前からやや離れた繊維商店街の一角に、敷地十平方メートル余りの小さな古書店が去年相次いでオープンした。六月に、文芸や郷土誌を中心にした「文芸舎」=佐藤好成さん(五一)経営。九月に、初版本を中心とした「赤木書店」=阪本光雄さん(三一)経営。「人口の多い都会ではともかく、大学もないような地方の都市では、系統だてた古書店は難しい」と他の本屋が首をかしげる中での開店だが、二人の経営者は「もうけになるとは思わないが、本が好きだったので、なんとなく」と口をそろえる。ともに学生時代から持っていた古書が中心だ。
 現在、県古書籍商組合に加盟する古書店は二十五業者。一つ閉店すれば、またどこかに新しい店ができるというように、数は、かつてとほとんど変わらない。
 昨今の出版ブームに、返本率は増える。「最近は、コクのある新刊本はほとんどない。出版社が売れそうなものを作者に書かせてブームをつくる。新刊本の質は低下する一方。売れなければ返本できる新刊書店と違って、古書店は売れるものでなければ店に置かない。苦学生が安い本を求める時代ではなくなったが、いい本を求めようとする人は多い。古書店の存在価値は、啓蒙(けいもう)的な意味がある」と佐藤さん。
 こちら広島市の金座街。約二万冊を集めるアカデミア書店(ママ)の二代目店主今田裕相さん(三四)も「今こそ古書店の存在価値を高めるチャンス」と話す。「ベストセラーは古書店では見向きもされない。いい本はしばらくして値打ちがわかるもの。新刊書店に並ばないように地味な本でも扱う古書店こそ真価が問われる。希望の本がなくても、それに近いいい本を勧められるような古本屋にしたい」と意欲的だ。
 一方、広島大(広島市・千田町)の正門前にある大学堂。「安定感のある商売だったのに……」とあるじの金銅正雄さん(七二)。専門書より趣味書が先行する学生気質の移り変わり、売れるのを待つより、人の多いところで売る時代になってさみしそうだ。加えて広島大の移転がかいわいの古書店を存廃の岐路に立たしており、春、入学シーズンの到来というのにこのあたりだけ何やらエアポケットのようだった。(横)
新聞記事

  1. 2006/04/05(水) 05:35:40|
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《雑記》福山の古本屋に関する覚書(その1)

○はじめに
 私が生まれて初めて古本屋へ行ったのは1978年の6月、高校1年生の時でした。一緒に行った友人から、裏表紙をめくったところに値段が書いてあることを教えてもらったのを記憶しています。

 その時買ったが本は次の2冊です。
・イアン・フレミング(著)井上一夫(訳)『ダイヤモンドは永遠に-秘密情報部007号-』創元推理文庫 1960
・坂口安吾『不連続殺人事件』角川文庫 1974

不連続殺人事件


 爾来30年弱、地元及び全国各地の古本屋を這いずり回って(?)きました。これから何回か、地元の古本屋に関する個人的な体験を書いてみたいと思います。

 私が高校生当時、福山には3軒の古本屋がありました(松永地区を除く)。

◎安倍書店
 福山市今町(本通り)、双人社書店の斜め向かいにありました。高校時代は足繁く通いました。若気のいたりで、時折、三流劇画を買ったりしてました(笑)。就職して自動車で動くようになるとあまり行かなくなりました。記録によると1994年12月に訪れたのが最後です。現在は閉店しています。
※安倍書店のあった辺り

◎児島書店
 このブログでも何度か言及しました。現存しています(福山市元町)。
 1980年代前半には三吉店(暁の星の近く)がありましたが、現在は閉店しています。
※三吉店のあった辺り
 また、1990年代には延広店(元町通り・国道2号線のすぐ北側)がありましたが、現在は閉店しています。私の記録では初めて延広店へ行ったのが1993年12月、最後に行ったのが1997年6月です。
※延広店のあった辺り

◎小畠書店
 福山市昭和町(南本通り)、黒田武道具店の向かいあたりにありました。上記の二つの店に較べると品揃えがイマイチだったので、時々しか行きませんでした。記録によると1988年5月に行ったのが最後です。現在は閉店しています。
※小畠書店のあった辺り

 安倍書店の主人はもともとは児島書店の番頭で児島書店もはじめは本通りの安倍書店の場所にあったという話を聞いたことがあります。真偽のほどは定かではありません。
  1. 2006/04/04(火) 05:11:47|
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《読書》茶木則雄『帰りたくない!-神楽坂下書店員フーテン日記-』知恵の森文庫(光文社)

帰りたくない!


●〔20〕茶木則雄『帰りたくない!-神楽坂下書店員フーテン日記-』知恵の森文庫(光文社) 2006
(2006.03.27読了)
 親本(本の雑誌社・1997)も読んでいるのですが、加筆修正があるというのでまた買ってしまいました。
 一気に再読。目黒考二が解説で「今回、この解説を書くために本書を再読したが、何度も吹き出したほど面白かった。原稿で読んで、校正で読んで、雑誌で読んで、単行本のときも読んでいるから、もう何十回も読んでいるはずなのに、初めて読むときのように面白い。」(p.293)と書いていますが、まさにその通りです。
 自らの身を切る自虐ネタは絶品ですが、これでもずっと家庭が続いているのは夫婦の不思議としか言いようがありません。しかし、実際は、無頼に見えても単なる恐妻家(お釈迦様の手の平の上の孫悟空)なのかも知れません。

 自作のあるいはミステリから引用したアフォリズムにも富んでいました。
 「言わしてもらうけどさ、妻の誕生日も覚えていないような男が家で仕事をしようなんて、百万年早いわよ!」……それが君の意見?
 「そ!」怒りで赤く染まった顔で頷く彼女を見て、何を思ったんだか私、覚えたてのジョークをかましてみたくなった。『死の蔵書』に出てくる洒落た台詞を一度使ってみたくなったのだ。
 「人の意見は尻の穴と同じだ」と私は言った。「誰にでも一つはある」(「我が家の「仁義なき戦い」pp.172~173)

*『大菩薩峠』を読破して
 誤解を恐れずに言えば、『大菩薩峠』は読んだ読者が未読のやつに自慢するために存在するような小説だと思う。その歴史的価値と大衆小説の祖としての意義は認めるが、これを読むのと内外のミステリー年間ベストテンを二十冊読むのとどちらかを選べと言われれば、後者の時間を取りたい気がしないでも、ない(笑)。(「もだえ苦しむ『大菩薩峠』読書日記」pp.280~281)
  1. 2006/04/03(月) 04:59:15|
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《読書》野村旗守『Z(革マル派)の研究』月曜評論社


●〔19〕野村旗守『Z(革マル派)の研究』月曜評論社 2003
(2006.03.20読了)
 学生運動というものに興味を持っていました。その理由は、「彼らをあのような活動にいたらせた根源的なエネルギーは何なのだろうか?」ということです。平たく言えば「彼らはなぜあんなことをしてしまったのだろう?」ということです。
 私が大学に入学した1982年当時、学生運動は完全に下火になっていましたが、キャンパス内にはその残党が残っていました。私が通った大学には中○派(笑)がいて、構内には立て看が立ち、ビラ撒きや街宣も行なわれていました。私は直接関わらないように注意しながら、彼らのウォッチを続けるとともに、文献を集め、読んでいきました。
 ということで、現在にいたるまで学生運動・新左翼運動に関する興味は持続しながら、本を集めたり読んだりしています。
 最近は運動自体が下火なのであまり関係書籍も出版されることはありませんが、この本は比較的新しい本です。
 著者は『正論』、『諸君!』などに多数寄稿しているようなので、レッテル貼りをすれば保守派ジャーナリストということになるでしょう。
 内容は早稲田大学、JR総連(松崎明)、公安警察と革マル派との関係について、要領よくまとめられていました。しかし、結局松崎明の「コペ転」は本当なのか(松崎明は革マルと完全に手を切ったのか)ということはわからずじまいでした。

 なお、野村旗守はその後、『実録!平成日本タブー大全』(宝島社 2005)に「最大のマスコミタブー!JR革マル(Z)問題と不気味な新幹線走行妨害事件」を書き、それによってJR東労組に名誉毀損で訴えられたそうです。

※ジャーナリスト野村旗守さんの裁判を応援しよう!

 それとp.216で『日本の警察』(集英社新書)の著者を「川邊克明」としていますが、正しくは「川邊克朗」です。

最後にちょっといい話(?)をひとつ。
ちなみにここで言う「尿療法」というのは松崎の一風変わった嗜好の一つで、「健康のため」と称して松崎が自分のオシッコを愛飲しているのは、JR関係者のあいだでつとに有名な話だ。松崎がこの尿療法をやりはじめてからというもの、松崎を神のごとく崇拝する東労組の幹部たちもつぎつぎと自分の小便を飲みはじめたという。(p.275)

※JR東労組ホームページ http://www.jreu.or.jp/
※革共同・革マル派公式ホームページ http://www.jrcl.org/

革マル派ヘルメット

  1. 2006/04/02(日) 06:33:01|
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《購盤》 2006.03.25 ダイソー&アオヤマ100YENPLAZA福山本店

ダイソー&アオヤマ100YENPLAZA福山本店

◎日本の芸能シリーズ◆落語名人⑯/三遊亭小円朝
 「千早振る」・「後生鰻」
 (ダイソー) ¥105
 同じ音源をカセットテープで持っていますが、まあ落穂拾い。
千早振る

  1. 2006/04/01(土) 06:38:12|
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