Im Anfang war das Buch-購書&購盤日記-

本やCDを買う日々の記録です。完全版はこちら → http://blog.goo.ne.jp/azev

《読書》藤原正彦『古風堂々数学者』講談社

古風堂々数学者


●〔83〕藤原正彦『古風堂々数学者』講談社 2000
(2006.10.20読了)
○内容紹介
覚えることより忘れないことの方が大切なときもある。自由なアメリカ、伝統のイギリスで暮らして見えてきた日本の良さ。理より情の数学者による教育論。

 市民図書館で借りました。いつものように面白く読めました。ただ、同じような主張の繰り返しや、重複がしばしば見られました。

○藤原正彦の思想的変遷(?)
 論理的に考えて正しいと思ったことを即座に実行する、というアメリカ方式が輝きの本質と分かっていたから、私もその方式を実行するようにした。当然ながら職場では始終あつれきを起こした。(中略)正々堂々と論戦し、そこで勝った者の意見が正しい、というのがアメリカ方式である。私が論戦で負けることはほとんどなかったから、自ら引こうとはまずしなかった。人日のひんしゅくを買っていたと思う。ある老教授に、「君はアメリカかぶれだ」と会議中に指摘されたこともあった。いつも闘争的だったから、私自身疲労を感ずることもあったが、矛盾のない合理的な世の中を理想として描いたのである。(pp.15~16)

 イギリス滞在が私にもたらした影響のうち、最大のものは何と言ってもアメリカ崇拝の崩壊であった。(中略)
 知らず知らずに私を支配していたそのアメリカが、兄弟国とも言えるイギリスでは徹頭徹尾、侮蔑され嘲笑されるのだった。(中略)帰国してしばらくした頃、年輩の教授に「一皮むけたようですね」と言われたが、以前の自分を思い大いにバツが悪かった。
 イギリスのアメリカを見る目は、一言で言うと若造に対するそれである。(中略)
 イギリス人は、富、繁栄、成功、勝利、栄光、名声などのもたらすものを、既に見てしまった人々である。だからそれらを求めて狂奔するアメリカ人を、無知な若造と嘲るのである。(pp.19~20)

 日本が合理精神と引きかえに、武士道精神や儒教を中核とする「かたち」を捨ててしまったのは、大きな損失であった。忠君とか切腹はともかく、素晴らしいものが山ほどある。(p.30)

 アメリカ的合理主義→イギリス的伝統主義→日本の武士道ということになるでしょうか(著書でいうと『若き数学者のアメリカ』『遥かなるケンブリッジ』『国家の品格』)。

○数学者のエピソード
数学における最高の賞、フィールズ賞を受賞したコーエン教授は、毎学期ことなる分野の講義をし、学期末にはその分野の論文を著すといわれる天才である。その彼が、問題をだれかに出されるといつも「これは簡単だ」と直ちに言うそうである。無論すぐに解けるとは限らないのだが、まずそう言って自分に気合を入れ問題に圧倒されないための勇気と楽観をふるい起こす。ひるむのはもちろん、悲観的であっても脳を全開しないからである。天才にしてそうなのである。(p.50)
 藤原正彦の真骨頂は数学に関するエピソードにあると思います。

○妻について
 とは言え、この上なく不細工な私がこの上なく美しい数学を追究し、草野球の三振王が巨人打線を批判し、女房が私を非難中傷軽蔑侮辱する、などに見られるように人間には「自分のことを棚に上げる」権利がある。この権利は人類発展の原動力でもある。本書ではこの権利を十二分に活用させていただいたことになる。(「あとがき」p.214)
 この種の軽口はしばしば見られますが、極めて共感できます(^_^;)。
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  1. 2006/10/31(火) 05:53:48|
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《読書》村井康司『ジャズ喫茶に花束を-ジャズ喫茶店主九人が語る「ジャズの真実」-』河出書房新社

梅田・ムルソー


●〔82〕村井康司『ジャズ喫茶に花束を-ジャズ喫茶店主九人が語る「ジャズの真実」-』河出書房新社 2002
(2006.10.19読了)〈2006223〉
○内容紹介
真のジャズ喫茶好きである著者が、ジャズとジャズ・ファンへの愛情無辺のジャズ喫茶9軒を訪ね、店の雰囲気から店主のジャズ感、人柄までを余すことなくレポート! 店主が選んだ「好きなアルバム270枚」も見逃せない。

 紹介されているジャズ喫茶は以下の通りです。

・四谷 いーぐる
・藤沢 響庵
・吉祥寺 メグ
・梅田 ムルソー
・京都 YAMATOYA
・渋谷 メアリー・ジェーン
・新宿 サムライ
・一関 ベイシー
・高田馬場 イントロ


 ジャズ喫茶というものへ行ってみたいものです。
 枕上の書でした。

※画像は梅田・ムルソー
  1. 2006/10/30(月) 06:05:15|
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《購書》 2006.10.28 廣文館福山ロッツ店

廣文館福山ロッツ店

『男の隠れ家』2006年12月号

◎『男の隠れ家』2006年12月号(あいであ・らいふ) ¥680
 特集が「書斎は語る」なので。
  1. 2006/10/29(日) 06:31:53|
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《買い物》2006.10.27 携帯電話(日立 W42H)

ヤマダ電機テックランド福山店

W42H


・日立 W42H

 前に使っていたのは京セラのW21Kでしたが、バッテリが弱ってきたし、ちょうど2年が過ぎたので、機種変更をしました。私の場合は通話や音楽よりもメールやインターネットが中心なので、PCサイトビューアーがついているもので、一番安いものにしました。ポイントを使ったので、お金はかかりませんでした。いろいろと機能も豊富なのでこれから頑張って使いこなしていきたいと思います。←小学生の作文みたい(^_^;)。
  1. 2006/10/28(土) 05:00:57|
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《読書》大崎滋生・渡辺和彦【監修】『200CD ベートーヴェン』学習研究社


●〔81〕大崎滋生・渡辺和彦【監修】『200CD ベートーヴェン』学習研究社 2005
(2006.10.19読了)〈2006023〉
○内容紹介
ベートーヴェンの交響曲、ピアノ音楽、弦楽曲などを紹介する。各曲について解説し、推薦CDとそのディスク情報を掲載。いま聴いておきたい名盤や、ベートーヴェンとほかの作曲家たちの関係についても解説。
クラシック音楽の王道、ベートーヴェン。重たいイメージがあったが、昨今はベートーヴェン・ルネサンス現象が起こっている。ベートーヴェンを知ることでクラシック音楽の総体をより深く理解できるよう構成している。ベートーヴェンのイメージが変わる!

 「はじめ」にで、渡辺和彦が「いきなり奇妙な言いかただが、ベートーヴェンは「クラシック音楽のゴハン」である。」(p.4)と書いています。私にとってもこれは当てはまるようです。クラシック音楽を聴き始めてから30年近くになります。その時々でいろいろなマイ・ブームがありましたが(オペラだったり、ブル・マラだったり、バッハだったり(これは現在も継続中)、ショスタコだったり)、結局、ベートーヴェンは最後に帰って来るところかなという感じがあります。
 厠上の書でした。聴欲を刺激されました。

 ちなみに自分が持っているベートーヴェンの交響曲全集を数えてみると24種類ありました。いつのまにか集まっているもんですね。

・オットー・クレンペラー/PO
・アルトゥーロ・トスカニーニ/NBCso
・ジョージ・セル/CLO
・カール・シューリヒト/PCO
・朝比奈隆/新日本pso
・ヘルベルト・ケーゲル/ドレスデンpo
・エーリヒ・ラインスドルフ/BSO
・ヘルマン・シェルヘン/ルガノ放送o
・ブルーノ・ワルター/コロンビアso
・アンドレ・クリュイタンス/BPO
・ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/VPO他
・ロイ・グッドマン/ハノーヴァー・バンド
・フランツ・コンヴィチュニー/LGO
・ヴォルフガング・サヴァリッシュ/ACO
・ミヒャエル・ギーレン/南西ドイツ放送so
・ヘルベルト・ブロムシュテット/シュターツカペレ・ドレスデン
・ヨゼフ・クリップス/LSO
・ラファエル・クーベリック/LSO他
・ゲオルグ・ショルティ/CSO
・ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送so
・デイヴィッド・ジンマン/チューリヒ・トーンハレo
・ロリン・マゼール/CLO
・ウィレム・メンゲルベルク/ACO
・オイゲン・ヨッフム/LSO


 ほぼ、買った順です。

※画像はゲオルグ・ショルティ/CSOのもの
ショルティ/ベートーヴェン:交響曲全集

  1. 2006/10/27(金) 05:35:18|
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《読書》阿部謹也『読書力をつける』日本経済新聞社

読書力をつける



●〔80〕阿部謹也『読書力をつける』日本経済新聞社 1997
(2006.10.18読了)〈1997024〉
○内容紹介
「読書」とは、ただ単に「書物を読む」ということにとどまらず、「人を読み、世界を読む」こととつながっている。読書という行為を通して、教養・哲学・歴史というものの考え方について語る。

 10年ほど前に買って、未読のままでした。阿部謹也追悼ということで読みました。
 阿部謹也の書く読書論だけあって、単なるハウツーではなく、学問をする意味は何か、読書をする意味は何か、といった本質に迫る問いに貫かれていました。そして他の書物と同様、通奏低音のように、「世間論」についても述べられていました。

○学問をする意味は何か。
文章を書くときに「この文章を書かなければならないかどうか」と自らに問うということです。「それを書かなくてもいい」ということがわかれば、書かないほうがよいし、書いてはいけないのだということです。そういうことをリルケのこの本によって知ったのは大学一年生か二年生の頃ですが、その後の自分にとって、決定的だったと思います。(p.10)

(上原専禄『ドイツ中世史研究』について)
 この序文に「生を捉ふるに学問の業を以つてせんとする、もとより迂遠ならずとは言ひがたいのである」という表現ではじまる一連の文章があります。
 「迂遠」とは、「遠回し」という意味です。つまり、「学問をする」ということは、先生によっては、「生をとらえる」ということであり、「自分が生きているということはどういうことなのか」「生きている意味は何か」ということをとらえたいと思う、しかしそれを学問を通じてやるということは、遠まわしでないとはいえない、と言っているのです。(p.12)

 当時、私は「もともとドイツ史をやらなければならない義理などない」と考えていたのですが、当時私がもっていた課題があって、「たまたまドイツ史をやっているに過ぎない」と自分に言い聞かせていました。それは「いかに生きるべきか」という問いで、当時も今もこの問いが私の研究の基礎にあるのです。ドイツの歴史学者たちもそういう問いはもっていたかもしれませんが、それが彼らのドイツ史研究と直接に結びついているとは考えていなかったように見えました。彼らはもっと単純に「自分の国の歴史であり、自分が選んだ研究だ。だから当然、意味があることだ」と考えていたように見えます。
 ところが私にしてみれば、極東の地にいる日本人でありながら、ドイツ中世の一部分の地域の歴史を勉強することにはいくつもの壁がありました。「なぜ?」と常に自分に問いかけながら、それを秘めて勉強をしていたわけです。ドイツ人に話しても、理解してもらえませんから。(p.161)


○古典とは。
ただ、本を読むとか、読書ということを考えるときに、今でも日本では、この「古典的教養」が常に重視されています。教師はすぐに「古典を読め」と言うのです。
 ところが古典は大変読みにくいものです。古典が書かれた時代は数百年以上も前ですから、その時代の社会や文化のあり方を知っていないと理解しにくいのです。そのため、古典を読み、理解できるようになるにはかなり時間がかかります。私自身も若い頃、古典を読まずに、解説書を読んでいた時期がありました。後ろめたい思いをしながら、解説書を読みましたが、そういうものを読んでも、古典が自分のなかで生きてこないのです。(p.94)

 マーク・トウェインも次のように言っています。
 「古典とは、だれもが読んでいたら、と願いながら、だれもが読みたいと思わぬところの本である。」
 "A classic": something that everybody wants to have read and nobody wants to read.


○弘法も筆の……。
 パピルスは漉いていませんから、紙とはいえないようなものでしたが、やがて中国で六世紀に漉かれた紙が生まれる。(p.51)

 紙は、一般的には、紀元後2世紀に中国の蔡倫が発明されたと言われています(本当はそれ以前からあったらしい)。西洋史の碩学も東洋史には弱かったのでしょうか。それとも蔡倫の紙は漉かれたものではなかったのでしょうか。

○上原専禄について
私は大学院に進んで、教職課程をとった関係で、その校長に「どこかに職がないか」と相談しに行ったのです。
 ところがそのときに校長は、次のようなことを言いました。私が師事していたのは前にも紹介した上原専禄という先生でしたが、「その先生にいるのはやめなさい。そういう先生についていたら就職なんてないよ」と彼は言ったのです。「それはどうしてですか」と聞いたら、「あの人は日教組の教師だ。そういう人のところにいてはいけないよ」と。卒業式で話したこととは全く違うことを言ったわけです。(p.113)


○その他
 あるいは飲み屋に行けば、にこにこしながら、そばにやって来て、「お前は日本人か。今度の戦争では非情に申し訳なかった。我々の方が先に負けた。この次は頑張ろう」とか、「日本人はパール・ハーバーで云々」などと言う。つまり、「日本人ならば、富士山、芸者」とか、型にはまったような言い方があるわけです。(p.130)

 「今度はイタ公抜きでやろう」ということでしょうか(笑)。本当にこういうことを言う人がいるんですね。
  1. 2006/10/26(木) 05:46:52|
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《読書》赤井三尋『翳りゆく夏』講談社文庫

翳りゆく夏


●〔79〕赤井三尋『翳りゆく夏』講談社文庫 2006
(2006.10.14読了)〈2006201〉
○内容紹介
「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」。週刊誌のスクープ記事をきっかけに、大手新聞社が、20年前の新生児誘拐事件の再調査を開始する。社命を受けた窓際社員の梶は、犯人の周辺、被害者、当時の担当刑事や病院関係者への取材を重ね、ついに“封印されていた真実”をつきとめる。第49回江戸川乱歩賞受賞作。

 前に『死してなお君を』を読んで、大変に面白かったので、著者のデビュー作にあたる本書を読みました。
 期待通りでした。ほぼ一気に読みました。やっぱりキャラがいいですね。それぞれの人物に存在感があります。
 ストーリーテリングも巧みで、冒頭から引き込まれていきました(ちょっと御都合主義的なところもありましたが)。最後はドンデン返し。
 前回読んだ『死してなお君を』は今から約50年前、本作は約20年前(と現代)を舞台にしています。そこにも惹かれるところがあります。

 今のところ、赤井三尋の長編はこの2作だけのようですが、新作を期待したいと思います。
  1. 2006/10/25(水) 05:34:43|
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《購盤》 2006.10.14 グルーヴィン広島駅前店

グルーヴィン広島駅前店

至上の愛

◎至上の愛/John Coltrane
 1. Love Supreme (Acknowledgements/Resolution/Persuance/Psalm)
 2. Impressions
  ジョン・コルトレーン(TS)マッコイ・タイナー(P)ジミー・ギャリソン(B)エルヴィン・ジョーンズ(DS)
Castle Pie ¥819

 コルトレーンの「至上の愛」といえばまごうかたなき名盤ですが、これはちょっと正規盤とは違うようです。買った後で気付きました。

ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウィントン・ケリー・トリオ


◎ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウィントン・ケリー・トリオ

 ウェス・モンゴメリー(g) ウイントン・ケリー(p) ポール・チェンバース(b) ジミー・コブ(ds)
ヴァーヴ ¥1,290


ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン


◎ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン

 ヘレン・メリル(vo)、クリフォード・ブラウン(tp)、ジミー・ジョーンズ(p)、オスカー・ペティフォード(b,cello)、クインシー・ジョーンズ(arr,cond)他
エマーシー ¥1,290


ア・デイ・イン・ザ・ライフ


◎ア・デイ・イン・ザ・ライフ/ウェス・モンゴメリー

 ウェス・モンゴメリー(g) ハービー・ハンコック(p) ロン・カーター(b) グラディ・テイト(ds) レイ・バレット(per) ドン・セベスキー(arr,cond)他
A&M ¥1,134

 以上、『ジャズの名盤入門』で推薦されていたので。

シュスタコーヴィチ:交響曲第8番


◎ショスタコーヴィチ:交響曲第8番/ムラヴィンスキー

 ショスタコーヴィチ:交響曲第8番
  エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団
Tower Records Universal Vintage Collection ¥609

 安かったので。

シューベルト:弦楽五重奏曲


◎シューベルト:弦楽五重奏曲

 シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調D.956(作品163)
  アルバン・ベルク四重奏団 vc:ハインリッヒ・シフ
EMI ¥934

 最近、室内楽に興味があるので。
  1. 2006/10/24(火) 06:01:37|
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《購盤》 2006.10.14 アカデミイ書店金座街店

アカデミイ書店金座街店

ゴールデン・サークルのオーネット・コールマン Vol.1


◎ゴールデン・サークルのオーネット・コールマン Vol.1

 オーネット・コールマン(as,tp,vn)、デヴィッド・アイゼンソン(b)、チャールズ・モフェット(ds)
ブルーノート ¥1,000


アウト・トゥ・ランチ


◎アウト・トゥ・ランチ

 エリック・ドルフィー(as,fl,bcl)、フレディ・ハバード(tp)、ボビー・ハッチャーソン(vib)、リチャード・デイヴィス(b)、トニー・ウィリアムズ(ds)
ブルーノート ¥1,000

 以上、『ジャズの名盤入門』で推薦されていたので。アカデミイ書店でCDが買えるとはラッキーでした。
  1. 2006/10/23(月) 05:25:13|
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《購書》 2006.10.14 アカデミイ書店金座街店

アカデミイ書店金座街店

●2006251,安原顯の乱聴日記,安原顯,,音楽之友社,,1999,¥700
 面白いかと思って。

●2006252,蒋介石の黄金,伴野朗,,角川書店,角川文庫,1985,¥105
 面白いかと思って。

◎実録 日本軍参謀の闘い-勝利獲得のため全能を傾ける参謀の実像-,居村真二・小林たけし他,,立風書房,,2002,¥550
 軍事物なので。
実録 日本軍参謀の闘い

  1. 2006/10/22(日) 06:14:54|
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《読書》『群像』2006年9月号

『群像』2006年9月号

●〔番外〕『群像』2006年9月号
 「創作合評」で小谷野敦「悲望」が取り上げられているということで、市民図書館で借りて読みました。期待はずれでした。もっとムチャクチャに書かれているかと思ってました。

 小谷野敦がらみでふだん手にすることのない文芸誌を2冊読みました(『文學界』2006年8月号と『群像』2006年9月号)。『文學界』は小谷野敦の小説以外にも、 佐藤優「私のマルクス」、中島義道「観念的生活」など興味を惹くものがありましたが、『群像』は、読みたいと思うものがほとんどありませんでした。
  1. 2006/10/21(土) 07:42:42|
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《購盤》2006.10.14 タワーレコード広島店

タワーレコード広島店
Beethoven: Piano Trios, Vol. 1


◎Beethoven: Piano Trios, Vol. 1 / Ashkenazy , Perlman , Harrell

 ベートーヴェン
  ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調op.1-1
  ピアノ三重奏曲第2番ト長調op.1-2
  ピアノ三重奏曲第3番ハ短調op.1-3
  ピアノ三重奏曲第8番変ロ長調WoO.39
  ピアノ三重奏曲第11番ト長調op.121a「カカドゥ変奏曲」
  ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調op.11「街の歌」
 pf:ウラディーミル・アシュケナージ vn:イツァーク・パールマン vc:リン・ハレル
EMI 2枚組 ¥1,775


Beethoven: Piano Trios, Vol. 2


◎Beethoven: Piano Trios, Vol. 2 / Ashkenazy , Perlman , Harrell

 ベートーヴェン
  ピアノ三重奏曲第5番ニ長調op.70-1「幽霊」
  ピアノ三重奏曲第10番変ホ長調op.44(創作主題による14の変奏曲)
  ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調op.70-2
  ピアノ三重奏曲Hess.48
  ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調op.97「大公」
  ピアノ三重奏曲第9番変ホ長調WoO.38
 pf:ウラディーミル・アシュケナージ vn:イツァーク・パールマン vc:リン・ハレル
EMI 2枚組 ¥1,775


Beethoven: Violin Sonatas


◎Beethoven: Violin Sonatas 1-6

 ベートーヴェン
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 作品12-1
  ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 作品12-2
  ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 作品12-3
  ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 作品23
  ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 作品24「春」
  ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 作品30-1
 vn:ピンカス・ズッカーマン pf:ダニエル・バレンボイム
EMI 2枚組 ¥1,775


Beethoven: Violin Sonatas No. 7-10 / Tchaikovsky:Piano Trio


◎Beethoven: Violin Sonatas No. 7-10 / Tchaikovsky:Piano Trio

 ベートーヴェン
  ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 作品30-2
  ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 作品30-3
  ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 作品47「クロイツェル」
  ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 作品96
 チャイコフスキー
  ピアノ三重奏曲イ短調op.50「偉大な芸術家の想い出のために」*
 vn:ピンカス・ズッカーマン pf:ダニエル・バレンボイム vc:ジャクリーヌ・デュ・プレ*
EMI 2枚組 ¥1,390

 以上、ベートーヴェンの室内楽曲に興味を持ったので。
  1. 2006/10/20(金) 05:51:00|
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《購書》 2006.10.13 ブックマーケット福山松永店

ブックマーケット福山松永店

ほんの本棚

●2006248,ほんの本棚,いしいひさいち,,東京創元社,創元ライブラリ,2001,¥210
 面白そうだったので。
●2006249,魔性の機構-地球を覆うクレムリンの皮手袋-,倉前盛通+新開徹夫,,創拓社,,1980,¥105
 クレムリン物なので。

●2006250,覚醒運動の興亡-「激動の日蓮正宗」-,高橋公純,,渓声社,,1981,¥105
 何となく面白いかと思って。

  1. 2006/10/19(木) 05:32:58|
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《購書》 2006.10.13 松永書店

松永書店
 福山市今津町にある古本屋です。今回初めて訪れました。福山大学の教科書が多数置かれていましたが、一般書はあまりありませんでした。残念。

●2006245,倫理思想-原典からの思索-,新本豊三(編),,第一学習社,,1990,¥1,100


ナチズムの時代

●2006246,ナチズムの時代,山本秀行,,山川出版社,世界史リブレット〈49〉,1998,¥500
●2006247,二つの世界大戦,木村靖二,,山川出版社,世界史リブレット〈47〉,1996,¥500
 以上、知的興味関心から。
  1. 2006/10/18(水) 05:54:27|
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《読書》津田大介『仕事が速くなるフリーソフト活用術』青春新書

仕事が速くなるフリーソフト活用術


●〔78〕津田大介『仕事が速くなるフリーソフト活用術』青春新書 2006
(2006.10.08読了)〈2006236〉
○内容紹介
ムダな仕事を減らすための無料ソフト・サービスを一挙紹介。仕事の現場で「即戦力」となるネットサービスとフリーソフトを紹介し、具体的な使い方を解説。紹介したすべての項目について、類似ソフト・サービスも掲載。

 パソコン雑誌でも時々フリーソフトの特集が組まれていますが、この本はもう一歩突っ込んだソフトも紹介されていたので、買って読みました。結構役に立つかも。

 ちなみに私が愛用しているフリーソフトは
・Sleipnir
・ffftp
・AltIME
・Npopq
・Edmax

などです。

※音楽配信メモ(著者のサイト)
  1. 2006/10/17(火) 06:00:10|
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《読書》安川佳美『東大脳の作り方』平凡社新書(その2)

(承前)
○進路決定へのアドヴァイス
  中学受験において、そもそも受験するかどうか、通う塾、志望校などの決定権は誰にあるのでしょうか?
 結論から言ってしまえば、親にあると思います。たとえ子供が反抗したとしても、親にあるべきです。子供のことをある程度親身になって考えている親であれば、この時期はまだ、子供自身の意見より親の冷静な判断の方が、結果として正しいことが多いと思います。中途半端に子供に譲歩して意見を採用しようとしても、無益な衝突が生まれるだけです。(p.119)

 大学受験で志望校を決定する際大切なことは、「どんな職業に就くか」ではなく、「どれだけ自分の可能性を広げられるか」なのではないでしょうか。だから私は、高校の進路決定の時点で明確な目標がない人は(きっと大部分だとは思いますが)、名前や偏差値で大いに大学を選んでよいと思います。これは別に自分を正当化しようとしているわけではありません。レベルの高い大学に入れば、自分に付加価値をつけられると同時に、いろいろなことを経験して将来についてじっくり考える猶予をもらえるのです。(p.34)

 一般的に、大学を選ぶ際は、職業→学部・学科→大学の順で決めていけと言われていますが、どうもタテマエに近いようです。上記のようなホンネが実際的なアドヴァイスかもしれません。

○理Ⅲの志望動機
私の理Ⅲ志望動機はあくまで最高峰への執着であり、別に医者になりたいからというわけではありませんでした。(p.40)

 「人の命を扱う医者になろうとするのに(しかも最高学府の東大医学部)、こんな軽々しい動機でいいのか!けしからん!」といわれそうですが、この本を読んでいくと著者の言い分にも妙に説得力がありました。

○お受験トリビア

中学受験のマニアック用語で、サンデーショックというものがあります。女子校の二番手で女子学院という学校があるのですが、この女子学院は毎年二月一日に入学試験を行っています。桜陰の入学試験も二月一日なので、この二校を重複して受験することは本来できません。
 しかし七年に一度、二月一日が日曜日にあたる年には、キリスト教系である女子学院が試験日をずらして二月二日に実施するのです。なので、桜陰と女子学院のどちらかを第一志望校としている人は、「せっかくだから受けとくか」くらいの気持ちでもう一校を受験することができるのです。そのため、サンデーショックの年のこの二校の倍率はとんでもないことになります。(pp.151~152)


○この本は参考になるか?
 この本は受験ハウツーとしてはほとんどの人に役に立たないと思います。逆説的ですが、この本が役に立つレベルに人には、この本は必要ないでしょう。
 著者は特に塾や予備校には行かず、学校の授業中心の自学自習で東大理Ⅲに合格しています。著者ぐらいの高い自主性、自律性があればそれは可能だと思います。その分、19歳で既に老成してしまっているような印象を受けます。

 さて、ここまで書いてくると、小谷野敦ならずとも(笑)、気になるのが著者の美醜でしょう。幸い(?)、帯には著者の写真が載っています。各自でご判断下さい。
安川佳美

  1. 2006/10/16(月) 17:22:59|
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《読書》安川佳美『東大脳の作り方』平凡社新書(その1)

東大脳の作り方


●〔77〕安川佳美『東大脳の作り方』平凡社新書 2006
(2006.10.07読了)〈2006235〉
○内容・著者紹介
「東大脳」的思考とは何か―それは、自分の人生を自ら切り拓く意志を持ち、設定した目標にむかって努力することのできる思考形態。周りに流されるのでなく、強靱な意志を持った子どもに育てるにはどうしたらいいか?難関大学突破の鍵となるのは子どもの資質か、親の力か?19歳の東大理科Ⅲ類現役学生が自らの生い立ちを通して語る異色の子育て論。

1987年北海道生まれ。桜蔭高等学校首席卒業。東京大学理科Ⅲ類現役合格。現在2年に在学、教養課程の必要単位を取り終え、専門課程にむけて準備中。2007年より医学部医学科に進学予定。

○なぜ平凡社新書なのか?
 前にも少し書きましたが、私が自分の本を出してみよう、と思い立ったのは、今から約一年前のことです。大学一年の九月初旬に、夏学期必修科目の学期末試験がありました。試験後の一ヵ月は、本当の意味で羽を伸ばせる夏休み、ということになるのですが、私はすでに休みには飽き飽きしていました。(中略)あまりの暇さゆえ、大学の学祭実行委員会のようなものに入ってみたりもしましたが、もともとそれほどの熱意がなかったので、すぐに飽きて幽霊委員になりました。
 さして興味もないのに無理矢理いろんな活動に従事しようとするのはよくない、と反省した私は、今のこの暇な状態の私にとって最もメリットになりそうなことは何だろう、と考えをめぐらせました。その時、天から降ってくるかのごとく、「出版」というアイディアが浮かんだのです。(中略)
 手当たり次第企画をばらまいても無駄であることを悟った私は、とにかくつてを求めることにしました。北海道にいる父に、ダメもとで「出版社に知り合いの人いない?」というメールを送ってみたりもしました。しばらくして、私の執念が実ったのか、平凡社の編集の方とお話をさせていただく機会を得ることができたのです。(pp.217~220)

 この本がエール出版社ではなく(笑)、平凡社から出たのは上記のような経緯があったようです。『プレジデントファミリー』や『AERA with Kids』に見られるようなお受験ブームや『ドラゴン桜』に見られる東大ブームに、平凡社も乗っかりたかったのでしょうか。

○説教臭さ
 ニートやフリーターだけでなく、最近の子供たちにも同じ傾向があると思います。何事に対してもハングリー精神が欠けているような気がしてなりません。これは私が塾のバイトなどで実際中高生に接していて感じることでもあります。初めから自分の可能性を見限って腐っていたり、目標に向かってまっすぐに頑張ることをださいと思っていたりします。目標を達成するための大した努力もせず、親にひたすら大事にされて現実味のない夢ばかりを語っている人がたくさんいます。
 しかし、頑張るということなしに成功などありえないのです。逆に言えば、地道な努力を積み重ねた人は必ず報われます。このシンプルな事実こそ、私が本書を通して最も伝えたいことです。(pp.9~10)

 一八年間という短い歳月でありますが、私はこれまでの自分の人生に誇りを持っています。悔いが一片もないといえば嘘になるけれど、その時その時で最善と思うことを、一生懸命やってきました。もちろん私はまだ学生の身分なので、人生において成功したなどと大それたことは言えません。自分としては今のところ理想的な人生を歩んでいると思っています。成功の土台が整ってきている、ということです。(pp.176~177)

 とても19歳とは思えない老成ぶり、説教臭さです。Amazonのレビューでも84歳の東京帝大卒・元外務官吏が「たかが青二才の東大生が、子育てについて何が語れるのか、私には不思議でたまらない。」と書いています。

○家族と生育歴
どうやら父は大学受験そのものは経験していたらしく、そこそこいいところに合格していたそうです。
 しかし家が貧乏だったため第一志望校には行かせてもらえず、仕方なく合格していた大学の中で一番お金のかからない防衛大学に進学したそうです。(p.117)

 お父さんは、医者でも弁護士でも大学教授でも一部上場企業役員でもなく、自衛官ということですが、知的レベルは高いようです。現職中に大学院へも派遣されているようです。
 著者はそのお父さんに、小さい頃から様々な「訓練」を受けて育っています(知的にも肉体的にも)。また、「何でも一番でないと意味がない。二番、三番はドベと同じ」と言われつづけて育ったそうです。(p.80)
 お母さんは看護師。妹さんがいますが、中学受験に失敗して公立中学校へ通っているそうです(こんなことを書かれて妹さんは平気なのでしょうか?)。

〈To be continued.〉
  1. 2006/10/15(日) 05:44:00|
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《購盤》2006.10.13 ブックマーケット福山松永店

ブックマーケット福山松永店

◎チャイコフスキー:三大バレエ・ハイライト
 チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」より
         :バレエ音楽「眠れる森の美女」より
         :バレエ音楽「くるみ割り人形」より
 ジョン・ランチベリー/フィルハーモニア管弦楽団
EMI(新・名曲の世界 40) ¥280

 安かったので。

※画像は全曲版
ランチベリー/チャイコフスキー

  1. 2006/10/14(土) 06:33:34|
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《購書》 2006.10.08 ブックオフ福山野上店

ブックオフ福山野上店

●2006243,ラプラタ沖海戦,ダドリー・ポープ,内藤一郎,早川書房,ハヤカワ文庫,1978,¥105
 軍事物なので。

●2006244,志の輔旅まくら,立川志の輔,,新潮社,新潮文庫,2003,¥105
 落語物なので。
志の輔旅まくら

  1. 2006/10/13(金) 21:12:03|
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《購書》 2006.10.07 ブックオフ福山野上店

ブックオフ福山野上店

●2006237,社会学への招待,倉沢進・川本勝(編著),,ミネルヴァ書房,,1992,¥105
 知的興味関心から。

●2006238,「大学」は、ご臨終。,大礒正美,,徳間書店,,1996,¥105
 大学物なので。

●2006239,知的生活を求めて,渡部昇一,,講談社,,2000,¥105
 恥ずかしながら。

スタパミンXP 日本語版

●2006240,スタパミンXP 日本語版,スタパ斎藤,,アスキー,TECH BOOKS,2001,¥105
 スタパ斎藤なので。

●2006241,元刑務官が明かす 死刑はいかに執行されるか-実録・死刑囚の処遇から処刑まで-,坂本敏夫,,日本文芸社,,2003,¥105
 面白いかと思って。

●2006242,天才は冬に生まれる,中田力,,光文社,光文社新書,2002,¥105
 面白いかと思って。

  1. 2006/10/12(木) 05:46:49|
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《購書》 2006.10.06 廣文館福山ロッツ店

廣文館福山ロッツ店

●2006236,仕事が速くなるフリーソフト活用術,津田大介,,青春出版社,青春新書,2006,¥766
 有益な情報があるかと思って。

◎『セオリー vol.4 学歴社会の楽しみ方 2006-2007年度版』講談社 ¥800
 役に立つ情報があるかと思って。
セオリー vol.4

  1. 2006/10/11(水) 04:48:13|
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《購盤》2006.10.06 CD専門館・ファミリーレンタル

CD専門館・ファミリーレンタル

ノリントン/ワーグナー


◎ワーグナー:管弦楽曲集

 1. 歌劇「リエンツィ」序曲
 2. 楽劇「トリスタンとイゾルデ」~第1幕の前奏曲
 3. 楽劇「トリスタンとイゾルデ」~イゾルデの愛と死
 4. 楽劇「ニュールンベルクのマイスタージンガー」~第1幕の前奏曲
 5. ジークフリート牧歌
 6. 舞台神聖祝典劇「パルジファル」~第1幕の前奏曲
 7. 歌劇「ローエングリン」~第3幕の前奏曲
  ロジャー・ノリントン/ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ
EMI ¥680

 オリジナル楽器によるワーグナーがどのようなものかと思って。

◎スメタナ:交響詩《わが祖国》全曲
 ヴァーツラフ・スメターチェク/チェコpo
スプラフォン ¥580

 スメターチェクの「わが祖国」で安かったので。
  1. 2006/10/10(火) 05:48:09|
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《読書》小谷野敦「悲望」(『文學界』2006年8月号)


●〔番外〕小谷野敦「悲望」(『文學界』2006年8月号)
(2006.10.02読了)
 小谷野敦初の創作ということで、市民図書館で借りて読みました。
 大学院生が同級生を好きになって、ストーカーまがいの行為をするという話です。ただ、それだけ。小谷野敦に興味がある私には面白く読めましたが。
 主人公の藤井は東大、比較文学専攻、カナダへ留学と、あきらかに小谷野敦自身を投影しているものでしょう。相手の女性にモデルがいるかどうかはわかりませんが。

 ところで、前にも紹介した小谷野敦のブログ「猫を償うに猫をもってせよ」、プライベートモードになってしまいました。楽しみに読んでいたので残念です。斬人斬馬という感じであたるを幸い切りまくってました。最後のほうでは、大阪大学のヨコタ村上孝之をしつこく攻撃していましたが、よっぽど恨みがあるんでしょうね。
『文學界』2006年8月号

  1. 2006/10/09(月) 05:42:08|
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《読書》日垣隆『知的ストレッチ入門-すいすい読める書けるアイデアが出る-』大和書房

知的ストレッチ入門


●〔76〕日垣隆『知的ストレッチ入門-すいすい読める書けるアイデアが出る-』大和書房 2006
(2006.10.06読了)〈2006234〉
○内容紹介
1ケ月で100冊の本を読む、探し物は2秒以内、使えるメモの技術と資料の集め方、仕事を後回しにしないコツ、アウトプットを前提とする…。地道な努力にサヨウナラ。すぐに使える21世紀の知的生産の技術を紹介。
月間締め切り50本!驚異の知的生産量を誇る気鋭のジャーナリストが、その商売道具と手の内を大公開!
■1ヶ月で100冊の本が読める/探し物は2秒以内/締め切り効果/机廻りの優先順位/即決はなぜ得か

 日垣隆版「知的生産の技術」ということで、いつものように軽口を挟みながら、スイスイと書かれていました。
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 知的ストレッチをするうえで、頭に叩き込んでおいてほしい基本原則が3つあります。

1、インプットは必ずアウトプットを前提にする
2、うまくいった諸先輩の方法をどんどん採り入れる
3、おのれを知る

(p.17)

 やっぱり、どのようなアウトプットをするかということが、アルファでオメガであると思います。特に素人の場合、これがはっきりしていないと、玩物喪志になってしまうのではないでしょうか。立花隆『知のソフトウェア』講談社現代新書(1984)でもそのことが述べてありました。

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 さらに推測で断定しておきますと、ブログにハマっている人々は、はっきり言ってインテリ層ばかりです。
 とりわけ、35歳以上でブログを始めて嬉々としている方々は、小遣いの多くを本代に費やしてしまい書物の置き場に困っている人々に違いありません。(p.143)

 私自身、35歳以上で、ブログにハマっています。インテリ層かどうかは別にして、「小遣いの多くを本代に費やしてしまい書物の置き場に困っている」という点はあたっています。

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 私が宅配新聞をとらなくなって2年以上が経ちました。さまざまな媒体でニュースの解説をしていますが、困った事態になったことは、ただの一度もありません。ネット上や、駅や店舗で販売されている新聞を買って目を通すことはもちろん日常的に行なっています。(p.188)

 ジャーナリストが新聞をとっていないとは、ちょっと驚きです。

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(堀江貴文『100億稼ぐ仕事術』について)恥かしいタイトルですが、本文では、けっこう良質であたりまえな「仕事術」が紹介されています。良いことは、すぐに取り込みましょう。(p.212)

 恥ずかしながら、私も堀江貴文『100億稼ぐ仕事術』ソフトバンクパブリッシング(2003)、同『100億稼ぐ超メール術-1日5000通メールを処理する私のデジタル仕事術-』東洋経済新報社(2004)は読みました。

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 「おわりに」で、戦後日本の知的アウトプットに関するベストセラーを何冊かあげています。

・梅棹忠夫『知的生産の技術』岩波新書(1969)
・板坂元『考える技術・書く技術(続)』講談社現代新書(1977)
・渡部昇一『知的生活の方法(続)』講談社現代新書(1979)
・立花隆『「知」のソフトウェア』講談社現代新書(1984)
・山根一眞『スーパー書斎の仕事術』アスキー(1986)
・野口悠紀雄『パソコン「超」仕事法』講談社(1996)

 ここに挙げたベストセラーは、それぞれの時期にあって、知的生活のための優れた教科書でありました。しかし改めて読むと、私たちを取り巻く前提条件のあまりの変化に、頭がくらくらしてきます。これらはもちろん慶賀すべきことです。諸先輩が直面してきた大課題のほとんどがクリアされ、夢がことごとく実現しているのですから。(p.220)

 上記の本は私も全部読んできました。懐かしいとともに、いままで碌なアウトプットをしてこなかったことを考えると忸怩たる思いがあります。

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※日垣隆公式サイト ガッキィファイター
  1. 2006/10/08(日) 17:22:17|
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《購盤》2006.10.06 古本文庫横丁


古本文庫横丁

バードランドの夜

◎A Night at Birdland, Vol. 1:バードランドの夜 Vol. 1
 Art Blakey Quintet
 (tp)クリフォード・ブラウン (p)ホレス・シルヴァー (as)ルー・ドナルドソン (b)カーリー・ラッセル (dms)アート・ブレイキー
BLUE NOTE ¥840


たそがれのヴェニス

◎No Sun In Venice:たそがれのヴェニス
 Modern Jazz Quartet モダン・ジャズ・カルテット
Atlantic ¥840

 『ジャズの名盤入門』で推薦されていたので。

ナクソス/ブランデンブルク1

◎J.S. バッハ:ブランデンブルク協奏曲集 1
 ブランデンブルク協奏曲第1番 ヘ長調 BWV 1046
 ブランデンブルク協奏曲第2番 ヘ長調 BWV 1047
 ブランデンブルク協奏曲第3番 ト長調 BWV 1048
 ブランデンブルク協奏曲第6番 変ロ長調 BWV 1051
  ヘルムート・ミュラー=ブリュール/ケルン室内管
  Helmut Muller-Bruhl/Cologne Chamber Orchestra
ナクソス ¥945/2


ナクソス/ブランデンブルク2



◎J.S. バッハ:ブランデンブルク協奏曲集 2

 ブランデンブルク協奏曲第4番 ト長調 BWV 1049
 ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV 1050
 フルート, ヴァイオリン,チェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV 1044
 チェンバロと2本のリコーダーのための協奏曲 ヘ長調 BWV 1057
  ヘルムート・ミュラー=ブリュール/ケルン室内管
  Helmut Muller-Bruhl/Cologne Chamber Orchestra
ナクソス ¥945/2

 ブランデンブルク協奏曲で安かったので。

 送料は前の便と一緒で¥200。何枚買っても¥200というのオトクですね。
  1. 2006/10/07(土) 18:48:17|
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《読書》斎藤美奈子『冠婚葬祭のひみつ』岩波新書


●〔75〕斎藤美奈子『冠婚葬祭のひみつ』岩波新書 2006
(2006.10.01読了)〈2006096〉
しきたり、作法、正式―冠婚葬祭マニュアルにはこんな言葉が溢れている。だがこの百年の間にも儀礼の姿は時代とともに大激変を遂げてきた。「少婚多死」時代を迎え、家族の形が多様化した今、冠婚葬祭文化はどこへ向かうのか。現在の結婚と葬送をめぐる膨大な情報を整理し、「これから」にふさわしい儀礼の形を具体的に考える。

 内容紹介にあるように、「膨大な情報」を斎藤美奈子らしい切り口(意表をつきながら奇をてらったわけではない)で巧みに整理した本でした。へーえ、ふむふむと肯くところ多数でした。結婚に関しては、いわゆるフェミニズム的観点から論じられていたように思います(フェミニズム的観点とは何かと突っ込まれると困るのですが)。
 私自身については、結婚は既にしているし、葬儀については地域共同体の中であまり選択の余地はないので、実用書というより、読み物として楽しみました。

 以下に、面白かったところをランダムに。
 戦前、親が結婚相手を決めた時代には、相手の条件が最優先した。健康診断や身元調査が発動されたのもそのためで、女きょうだいだけの家では「婿養子」が条件だった。家の継承という点だけ見れば、ある意味、男女同権だった。
 だが、恋愛結婚の時代には、「家」のかわりを「愛」が果たしたのではなかったろうか。「愛している」から彼女は仕事をやめて家庭に入り、「愛しているから」姓を変え、「愛している」から夫の赴任先についていき、「愛している」から夫の親を介護した。もう何もかもが「愛」ゆえで、しかし、結果的に彼女の役目は昔の「嫁」とおんなじだった。
 とかいうと、「ちがいます。私は自分でそうしたかったんです(怒)」という妻がいっぱいいそう。だからね、それが「半分だけの民主主義」なわけ。女性にとっての結婚が「永久就職」で、人生の目標であるならば、それは確かに幸せの証明だから仕方ないのだが。(pp.74~75)

 人は必ず結婚しなければならぬものではないものの、「結婚離れ」はなぜ起きたのか、その理由くらいは考えてみてもいいだろう。
 社会学者の山田昌弘は、結婚しない(できない)層の中心は、父親や本人に経済力のある女性と、経済力のない男性であると指摘した(『結婚の社会学』)
 心理学者の小倉千加子は、結婚を、生活のために結婚する低学歴層(生存結婚)、今の自由を手放したくない高学歴層(保存結婚)、賃仕事は夫にさせて自分は上澄みを吸って生きていきたい短大卒クラスの中学歴層(依存結婚)に分け、現在の晩婚化は中学歴層の「依存結婚」が不可能になったからだと喝破した(『結婚の条件』)。
 格差問題で一躍有名になった三浦展は、「下流社会」の到来が原因だと述べている。高度成長期から急増した恋愛結婚は「一億総中流社会」だったから実現した。階層化が進めば自由恋愛は困難になり、それが結婚離れを加速させたというのである(『下流社会』)。(p.95)

 結婚費用に驚愕し、葬儀の費用に言葉を失い、最後は墓の値段を知って卒倒する。冠婚葬祭とは、なんと物入りなのだろう。(p.201)

 実用書の編集をしていた頃、私自身も冠婚葬祭関係の本の編集に携わったことがある。その経験も踏まえていうと、冠婚葬祭マニュアルの編集は、きわめて手間ひまのかかる、そして高度な編集の腕が要求される仕事である。それに比べたら人文書や文芸書の編集は貴族のお仕事に等しい。「ただの実用書」「単なる実用ではなく」みたいなことをいわれると、だから私は噴き出したくなるのである。貴族は困ったもんだな、と。(p.223)

斎藤美奈子

  1. 2006/10/06(金) 05:58:01|
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《購盤》2006.10.04 古本文庫横丁


古本文庫横丁


マリナー/シューマン


◎Schumann:Comp.symphomies: Marriner / Asmf

 シューマン:交響曲全集
  ネヴィル・マリナー/アカデミー室内管弦楽団
  Neville Marriner/Academy of St. Martin-in-the-Fields
Brilliant 2枚組 ¥840+¥200(送料)

 シューマンで安かったので。
  1. 2006/10/05(木) 04:54:36|
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《雑記》福山の古本屋に関する覚書(その10)

○児島書店についてのいくつかの情報

 新聞記事です。

◆福山の児島さんへ贈られた魯迅の書 60年ぶり「里帰り」へ 上海記念館で初公開(山陽新聞2006年9月10日)

◆魯迅の書、中国で展示へ(中国新聞2006年9月9日)
児島書店・新聞記事


 中国から福山大学へ留学されていた金月梅さんという方が卒論で児島亨氏の研究をしています。
◆福山大学人間文化学部人間文化学科2005年度卒業論文発表会
 金月梅「児島亨研究-魯迅と内山完造と児島亨について-」

 井瑜瑋さんのホームページです。
◆児島亨氏について

 これによると、児島書店の歴史は以下のようになっています。

・1946年(昭和21年)8月15日に福山市東堀場町(当時の町名)で書店を開店。
・1950、51年(昭和25、6年)頃、書店は福山市延広町265番地へ移転。
・1955年(昭和30年)頃、書店は再び今町3-9へ移転。書店の移転と同時に元町12-15でパンとアイスクリームの店を開店。
・1971年(昭和46年)頃、パンとアイスクリームの店を閉店。また同じ場所で書店を開店。

 今町3-9というのは、安倍書店があった場所です。また、このホームページには「福山ブックセンターは安倍(やべ)さんと児島亨さんの共同経営でした。当時の書店名は安倍書店でした。」という記述もあります。
  1. 2006/10/04(水) 05:57:40|
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《購書》 2006.10.02 啓文社ポートプラザ店

啓文社ポートプラザ店

●2006234,知的ストレッチ入門-すいすい読める書けるアイデアが出る-,日垣隆,,大和書房,,2006,¥1,365
 日垣隆なので。

●2006235,東大脳の作り方,安川佳美,,平凡社,平凡社新書,2006,¥756
 面白いかと思って。

◎『本の雑誌』10月号(本の雑誌社) ¥530
 『本の雑誌』なので。
 特集は「活字の人体実験!」。一定期間、同じ傾向、同ジャンルの本だけを読み続けると人間はどうなるのかという実験です。『本の雑誌』らしいバカバカしい実験でgoodです。
『本の雑誌』10月号

  1. 2006/10/03(火) 05:26:58|
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《購書》 2006.09.30 ブックオフ福山野上店

ブックオフ福山野上店
中国の権力システム

●2006231,中国の権力システム-ポスト江沢民のパワーゲーム-,矢吹晋,,平凡社,平凡社新書,2000,¥105
●2006232,赤瀬川原平の名画読本-鑑賞のポイントはどこか-,赤瀬川原平,,光文社,KAPPA BOOKS,1992,¥105
 知的興味関心から。

●2006233,藤本ひとみのミーハー英雄伝<4>,藤本ひとみ,,学習研究社,G BOOKS,1993,¥105
 ダブり買いでした。携帯電話から蔵書データベースを確認したのですが、持っていたのは(3)ではなくて(4)のほうでした。
  1. 2006/10/02(月) 08:19:19|
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