Im Anfang war das Buch-購書&購盤日記-

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《読書》森見登美彦『恋文の技術』ポプラ社



●〔78〕森見登美彦『恋文の技術』ポプラ社 2009(2009.08.20読了)

○内容紹介
京都の大学から、遠く離れた実験所に飛ばされた男子大学院生が一人。無聊を慰めるべく、文通武者修行と称して京都に住むかつての仲間たちに手紙を書きまくる。手紙のうえで、友人の恋の相談に乗り、妹に説教を垂れ―。ほろにが可笑しい新・書簡体小説、誕生!男なら、いや女でも、書きたまえ、送りたまえ。

 大変面白く読むことができました。うまいな~。

 ワープロも電子メールも無い時代、結構手紙を書いていました。男としては筆まめな方だったでしょう。
 友人と本の紹介をする手紙を交わしていた時期もありました。
 ある手紙(1985.04.18付)では「手紙の本」特集ということで、以下のような本を紹介しました。

○ボクの音楽武者修業,小澤征爾,,新潮社,新潮文庫,1980
○あしながおじさん,ジーン・ウェブスター,坪井郁美,福音館書店,,1970
○十二人の手紙,井上ひさし,,中央公論社,中公文庫,1980
○恋文-甦れ“ときめき”焦がれよ“こころ”-,アントニア・フレイザー(編),吉原幸子,三笠書房,,1984
○人生読本 手紙-一筆啓上 火の用心 ダイヤルまわすな 手紙かけ-,中村眞一郎・他,,河出書房新社,,1979
○錦繍,宮本輝,,新潮社,,1982
○手紙歳時記,佐佐木幸綱,,TBSブリタニカ,,1980
○チャリング・クロス街84番地-書物を愛する人のための本-,ヘレーン・ハンフ(編著),江藤淳,中央公論社,中公文庫,1984
○ラヴレターにご用心-手紙ミステリ傑作集-,小鷹信光(編),,大和書房,,1984
○貧しき人々,ドストイェーフスキイ,原久一郎,岩波書店,岩波文庫,1931
○ドイツの人びと,ヴァルター・ベンヤミン,丘沢静也,晶文社,,1984
○ファンレター,ボブ・ランドール,吉野美恵子,早川書房,,1979
○交換教授,デイヴィッド・ロッジ,高儀進,白水社,白水社 世界の文学,1982

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  1. 2009/12/31(木) 05:42:06|
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《読書》表三郎『日記の魔力-この習慣が人生を劇的に変える-』サンマーク出版



●〔76〕表三郎『日記の魔力-この習慣が人生を劇的に変える-』サンマーク出版 2004(2009.08.16読了)

○内容紹介
日記の書き方、続け方、そして、その効果的な活用法のすべて。
日記歴30年のカリスマ名物講師が説く、人生を成功に導く日記術。

第1章 あなたの人生を変える「行動日記」(忙しいときほど日記をつけなさい;日記をつけると「使える時間」が増えるのはなぜ? ほか)
第2章 誰も教えてくれなかった日記の書き方(感想を書くのはやめるにかぎる;マイナスはダメ、プラスの言葉を使え! ほか)
第3章 潜在力を開花させる日記の読み方(なぜ読み返すことが重要なのか;元気がないときこそ日記を読むべき理由 ほか)
第4章 日記を書きつづけた先に待っているもの(夢が教えてくれた「問い」の答え;『記憶の人・フネス』が語る構想力の大切さ ほか)

著者紹介
表三郎[オモテサブロウ]
駿台予備学校講師。1940年、広島生まれ、大阪育ち。70年、大阪市立大学大学院経済学研究科博士課程修了。76年、駿台予備学校英語科主任となり、91年、英語科主任を退く。経済学並びに社会思想史に関する論文多数。

 著者の経歴にも惹かれ、読みました。興味深く読むことができました。
 私も中学生の時から現在まで一応、日記をつけています(途中、疎密の差はありますが)。「魔力」があるのかどうかはわかりません。
  1. 2009/12/30(水) 17:01:07|
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《読書》許光俊・鈴木淳史・梅田浩一(編著)『クラシック反入門』青弓社



●〔72〕許光俊・鈴木淳史・梅田浩一(編著)『クラシック反入門』青弓社 2009(2009.08.04読了)〈2009042〉

○内容紹介
クラシックは艱難辛苦の果てにしか理解できないのだ!甘口の入門書では神髄は理解できない!時空を超えた価値があるクラシックを本当に自分のものとしてわかるためには最低限の知識を身につけろ!最良の入門書は「反入門」としてしか書けないのだ!教科書を踏み越えた先、道なき道の先に待つキモを気鋭たちが教える。

 厠上の書。
 コンセプトは以下の通り。中身は、いつもの許光俊・鈴木淳史でした。

○「暗死苦」
 このところ、「クラシックはこんなに簡単ですよ!」というお手頃な入門書が増えている。
 いいかげんなことを言うな!(ヨハン・セバスティアン)バッハや(ルートヴィヒ・ヴァン・)ベートーヴェンみたいな天才が一生かけて築き上げた芸術が、数日、数時間でわかってためるものか! そもそも、お手軽で無責任な入門書を書いているあんたは、数時間でクラシックがわかっちゃったほどの天才なのか?!
 いや、実はそうした本を書いている人たちも、本当はよーく知っているのに違いないのだ。クラシックがそんなに簡単にわかるようになる代物でないことを。(中略)
 では、なぜ、「クラシックはこんなに簡単なんだよ!」と親切ぶる入門書が山積するようになったのか。
 あの漫画のせいである。日本中で予想外の大人気となったあのクラシック漫画のせいである。あの漫画からあらゆる人の予想を超えて売れ続けたため、クラシック業界に関係している人たちはこう考えたのだ。「しめた! これを利用してクラシックを盛り上げよう、クラシック好きな人間を増やそう! CDを売ろう、チケットを売ろう!」
 愚か者めが! なんと卑しい根性だろう。このような言い方は最近あまりよしとされないだろうが、あえて言おう。乞食根性っていうんだよ、そういうのを! みんな、お金が欲しいのだ。クラシック音楽界はお金が欲しいのだ。演奏かも、評論かも、会社も、劇場も。(中略)
 考えてみるがいい。いったい、世の中に『あなたも必ず登れるエヴェレスト』『三日で大丈夫! アイガー北壁入門』、そんな本がありますか? 『一週間で倒せるヒクソン・グレシー』(もう古い)、『誰でも百メートル十秒を切れる本』、そんなのを見たことありますか? あるわけがない。至上の喜びを味わうには、しばしば艱難辛苦がつきまとうものなのである。その艱難辛苦も喜びのうちなのである。しかも、艱難辛苦の末に、目標に到達できないことだって多いのだ。そこがまた面白いし、やりがいなわけなのだけれど。(中略)
 知識を得たからといって、わかるようになるとは限らない。が、知識が理解を助ける可能性は少なからず、ある。ならば、最低限、知識をつけたまえ。学びたまえ。それがまともな筋道というものである。謙虚に勉強しようという気持ちはあったほうがいい。そして、豊臣秀吉に倣って、「自分は日本一のクラシック初心者になる!」と思えばいい。思いがけず、上に進む道が開けるかもしれない。
 そんな気概をもつあなたのための本が、これなのだ。(許光俊「最初に クラシックは「暗死苦」だ!」pp.9~10)
 ひょっとしたら、落語についても通じるかも。


  1. 2009/12/28(月) 04:41:50|
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《読書》海堂尊『ジェネラル・ルージュの伝説-海堂尊ワールドのすべて-』宝島社



●〔67〕海堂尊『ジェネラル・ルージュの伝説-海堂尊ワールドのすべて-』宝島社 2009(2009.07.27読了)

○内容紹介
映画化&ドラマ化もされた320万部突破のベストセラー『チーム・バチスタの栄光』の、大人気「田口・白鳥」シリーズ最新刊が登場です。本作は、シリーズ第3弾『ジェネラル・ルージュの凱旋』のスピンオフ小説。救命救急医・速水が「将軍」と呼ばれるきっかけとなった事件が描かれます。また、海堂尊の日々を綴ったエッセイや、創作の秘密を惜しみなく明かした自作解説も収録。すべてこの本のための書き下ろしです。さらに広がり続ける「海堂尊ワールド」を徹底解剖した、登場人物一覧&関係図&年表&用語解説&医療事典付き。ファン必読です。

 資料的な価値が高いと思って買って読みました。これを座右に置いて、海堂尊ワールドにさらに分け入って行きましょう。
 「History 海堂尊以前/以後1961‐2009」が特に面白かったです。海堂尊は基本的に饒舌ですね。

◎『罪と罰』
 ブルーバックス『死因不明社会』の執筆にかかったが、これが難物だった。小説はすいすい筆が進むが、これは筆がぱたりと止まる。あまりの難渋さに見切りをつけ、一〇月刊行を一一月に延ばしてもらった。それで気が楽になったせいか、急に物語の構造を思いつき、書き始めてしまう。
 テスト週間になぜか読書をしたくなるようなもので、実際、高校三年の前期テストの時にドストエフスキー『罪と罰』を一日一章一〇〇ページ、一週間で七章七〇〇ページきっちり読破し、その後の成績表でばっちり罪と罰を受けたという経験を持つ。(「History 海堂尊以前/以後1961‐2009」p.131)

  1. 2009/12/26(土) 05:54:25|
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