●〔17〕中野翠『今夜も落語で眠りたい』文春新書 2006 (2006.03.13読了)
中野翠は20年間、落語を聴くことを就眠儀式にしているそうです。そうやって聴いてきた中での、好きな落語家や好きな噺について書かれています。あくまでもマニアでなく、素人っぽさを前面に押し出していますが、そんなにイヤミでもありません。
そもそも古典落語に目覚めたのは志ん朝の「文七元結」からだということで、お好みの落語家も下記のように、古今亭ファミリー+桂文楽のようです。まあ、名人といえば文楽・志ん生ということになるのでしょうが、私個人の好みとすれば今一つピンとこないものがあります。また、機会があれば私の好きな落語家について書いてみたいと思います。
いろいろな噺家の噺を聴いてみたいな、開拓してみたいな、上方落語にも手を伸ばしたいな、と思うのだけれど、いくつか聴いただけですぐになじみの四人―文楽(先代)・志ん生・馬生(先代)・志ん朝に戻ってしまう。(p.90)
今にして思えば……わが落語入門を桂文楽から始めたというのは、まったくもって正しいことだった。やっぱり基本から入らないと、ね。(p.18)
それから細かい突っ込みをいれれば、p.118に「崇徳院」を「あんまり有名な噺ではないようだけれど」と書いていますが、十分有名な噺じゃないでしょうか?

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- 2006/03/24(金) 05:41:00|
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- 2007/06/13(水) 11:53:24 |
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